私が愛読しているワタナベ薫さんのブログ記事で
10月から定期接種開始となるレプリコンワクチンについての情報をまとめて発信してくださっているのでシェアしたいと思います。
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起きてしばらくして見た昨日の朝の空。
私は毎朝ワタナベ薫さんのブログ記事を読むのが日課なのですが、昨日の記事がタイミング良すぎて、自分の今の状況とリンクしていて、コメントだけでは足りずリブログさせてもらいました。
昨日の朝、愛犬ゴンタは今世を卒業しました。
同時に、私も介護生活を卒業することになりました。
何度も奇跡的な回復をして、その強い生命力にたびたび驚かされ、大喜びしたり。
ですが、とうとうお迎えが来てしまいました。
一昨日のゴンタの状態から、もう時間がないと覚悟はしていました。
最期まで本当に頑張りすぎなくらいよく頑張ってくれたと思います。
ゴンタが最初に痙攣した時、獣医師から心の準備をした方がいいかもと言われました。
でも、その時はすぐお別れする実感がなく、ゴンタに話しかけてみたら、
ボク、まだ美味しいモノたくさん食べたいから行かない
と言う声を感じました。
冗談でしょう?(笑)
と思いましたが、彼は言った通り、自力で立ち、立ってご飯を食べて、散歩に行くまでに回復。
そこから息を引き取る4日前まで食欲旺盛で水分も800以上摂っていました。
そして、つい最近、ゴンタの介護中
もうそろそろボク、行くよ!
美味しいモノ、もうたくさん食べたから満足!
と聞こえて。
不意に感じた言葉を信じたくなくて、気のせいと思い、否定していました。
ですが、本当にその後からほとんど食べなくなり、水分も受け付けなくなり、2日前から何も飲めなくなり、最期は少しずつ呼吸が早くなり、
え?と思った瞬間、眠るように息を引き取りました。
ゴンタの最期を見送ることができました。
正直、私が寝ている間に逝って看取れないかもと思いました。
一昨日心の準備のために読んでいたワタナベさんの著書。
この本のペットとの別れを読み、ペットはそのタイミングを自分で決めていると知り、もうゴンタに任せるしかないと覚悟しました。
過去の犬猫たち6匹は、いくら私が望んでも、いつも私の居ないタイミングで私に看取らせず。
仕事で留守中だったり、元夫に看取らせたり。
今ならその理由がよくわかります。
多分、私が耐えられない。
そばにいたらいつまでも逝けない。
そう思われたと思います。
それくらい過去の私は犬猫に依存していました。
ペットとの別れは、ある意味人との別れより悲しみが深く、空虚感が半端なくて。
何度看取っても慣れることはなく、毎回悲しくて号泣しています。
今回も介護ができて充分な準備期間、覚悟する時間はありましたが、それでも悲しみは変わりません。
子犬の頃からずっと、このボサっとした顔が可愛くてたまらなかったゴンタ。
4月には桜満開の公園で散歩が出来ていたし
カフェにも行けたのに。
もっと一緒に出かけて遊んであげられたら良かったと思うこともあります。
全く後悔がないと言えば嘘になりますが、こんな私のところに来て、ずっと一緒に居てくれて、たくさん癒され、笑わせてくれたゴンタには感謝しかありません。
12年3か月、そばに居てくれてありがとう。
ゴンタの介護を通して、彼からたくさんのことを教わりました。
過去の後悔や未来の不安より、今を生きることの大切さと諦めない気持ち、時には自我を抑えて我慢することが必要なことも学びました。
介護は仕事の日の昼間以外はほぼワンオペなので、ゴンタの体調により私が休むしかない時もありました。
過去の経験から、どんな理由があっても休むことに強い罪悪感があり、休んだことでどう言われるのかが気になる性格でした。
でも、今回は自分の人生で大事と思うことが最優先で一番と考え、他人にどう思われようとも、ゴンタのことが一番、そのために自分が嫌味を言われるくらいなんてことはないと思えました。
休ませてもらったことに感謝して、仕事でお返しすれば良い、お互いさまと考えられるようになりました。
また私は親から他人に迷惑をかけるなと言われて育ったこともあり、甘えたり頼ることが苦手で、
甘える・頼る🟰迷惑をかけること(悪いこと)
と思っていて、ゴンタのことも、私の犬だから私が責任を持ってお世話するのが当たり前で、パートナーに極力頼らないで自力で何とかしようとしていました。
彼が手伝うと言ってくれても、彼も仕事が忙しいこともあり断っていました。
でも、本当のワンオペ介護は無理で、心身ともに疲弊しかけて、ようやく甘えることや頼ることが迷惑とか悪いことではないと思えるようになりました。
私も彼が困った時、手伝いたいから。
大切な人を助けることが迷惑なわけないし、むしろ拒否される方が辛い。
そこからは遠慮なく協力してもらいました。
約4か月の大型犬の介護生活。
ルーティンになるくらい日常化していたので、急にやることがなくなり、ものすごい空虚感。
もうゴンタの朝晩の散歩も、ご飯を作ることも、オムツ交換も、シャンプーも、爪切りも、体位変換も、何もすることがないのが悲しい。
どれだけしんどくても、寝不足になってもいいから、まだまだずっと一緒に居たかった。
大型犬は存在感がありすぎて、私の中に空いた穴も大きすぎて。
でも、目もほとんど見えず、耳も聞こえづらく、歩くこともできずにどんどん痩せていく姿でこれ以上頑張ってもらうのも辛かった。
これからはゴンタに注いだ時間を猫たちのために使いたいと思います。
命は長い短いではないですね。
それに、今は辛くても、我が家に来て、育って、一緒に過ごした時間はなくならない。
一時期の悲しみのために、一緒に過ごした楽しかった日々まで否定することはないので、ゴンタを迎えなければ良かったとは1ミリも思いません。
私の頑張りの源は犬猫たちの存在だから。
ゴンタが息を引き取った直後、最期に私ができること、見送るまでにやれることを考えました。
まずはゴンタの身体を綺麗にしようと思いました。
ずっとパットを当てていた部位はオシッコで毛が汚れていたので軽くシャンプーして洗って、乾かしました。
ブラッシングして、口の中も綺麗にして、全身を整えた後、綺麗なバスタオルを敷いたマットに移動。
硬直する前に関節をもみほぐして胸の方に足を折り曲げ、目と口は閉じてもらい、お腹に保冷剤を当てます。
これで火葬までエアコンをつけた涼しい部屋で過ごしてもらいます。
昨日はゴンタを見ては泣き、子犬の頃からのことを思い出しては泣き、一日中泣いていました。
今もこれを書きながら涙が止まらないのですが、今日は頑張って仕事に行く予定です。
色々なことを教えてくれて、経験させてくれたゴンタ。
今までありがとう!
当分私はそちらには行けないけど、今度会う時は頑張って生き切ったと胸を張って言えるよう、今の人生を後悔なく生きるからね。
長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。
ゴンタが寝たきりになり始まった介護生活も4か月目になりました。
当初は初めてのことだらけ、わからないことばかりでしたが、今ではルーティン、日課になりました。
お互いのために、基本は
無理しない、全力でやらない、適度に手抜きする。
長く続く介護生活を毎日全力で頑張っていたら、自分が潰れます。
全力で無理した経験からそう言えます。
まずは朝のルーティンから。
起床は4時から4時半で、起きたら
食事介助はこちらの記事に詳しく書いています。