今現在我が家の愛犬ゴンタは元気です。


その後の経過をお話しすると、先月、2か月ぶりに再び痙攣発作を起こしました。


上の画像は痙攣を起こす前のもので、今はもう少し痩せています。



歩き回るくらい元気だった頃の記事。



痙攣発作後は寝たきりになり、1週間くらい食事も水分も摂れず、再度皮下点滴を1日1000ml


かかりつけの獣医師に相談しながら続けました。


寝たきりになり、低反発のマットと体位変換を続けていますが、再び褥瘡が出来て処置をしています。



その後ゴンタは少しずつ飲み食べできるようになり、まずは流動食から開始。


そのためにハンドブレンダーを購入。









肉や魚と野菜を鍋で煮て冷ましてブレンダーでドロドロに。


それを、カテーテルチップで食べさせていました。




仕事しながらの介護は無理しないことが基本なのでフードも活用。








今は、このフードと手作りの併用で固形も食べられるようになりました。


ただ、フードで高カロリーはなかなか難しいのが現実。


徐々に痩せてきているので、少量でもカロリーのあるものを食べてもらうため、固形はサバ缶やいわし缶、肉は鶏モモ等カロリー高めの食材を使い、水分はヤギミルク。














これで何とか1日の水分が800〜1000ml


エネルギーは800キロカロリー前後


頑張って横になったままでも上手にむせずに食べています。



一昨日の夕飯はご飯と鶏もも肉のトマト煮。




こんな体勢ですが、介助でうまく食べています。

この写真は食パンを食べるところです。



 
また数日前から立ちあがろうとするようにもなり、昨晩介助で立って数歩歩きました。


ゴンタの生命力には今も驚かされるばかりです。


このまま少しずつ歩けるようになったら嬉しいですが、今一緒に居られることが幸せなので、このままでもやれることをやるだけです。





大型犬の介護は簡単ではありませんが、


ゴンタ目線だけど、私も無理しないで楽しむ


をモットーに、朝晩のケアはルーティン化、

日課で日常になりました爆笑


どんなことをしているかはまた記事にまとめたいと思います。


この記事の続きです。




ゴンタにオムツに慣れてもらうと決めて、それまでも試行錯誤していたオムツ。


排泄の課題を解決するにはオムツ選びが重要だとこの2か月で学びました。



最初はわからなくて、こんな高いモノを選びました。




1枚200円のオムツは気軽に使えません。


しかも、20キロ以下のゴンタには大きすぎました。



そこで、マナーウエアのこちらを使ってみることに。




オシッコはマナーパットで、ウンチ対策はオムツ。



オムツは1サイズ落としてみました。




LとLLサイズが、イメージとかけ離れていて、小さすぎました爆笑




とりあえず、ギリギリ装着できるのでマナーパットと併用して使うことに。



犬用オムツの高価なことに驚き、最初は介護用のSサイズも使っていました。









犬用のオムツの尻尾を出す位置と同じ場所に穴を開けて、中身が出ないように紙テープを貼ります。



このオムツも最初こそ夜用につけていましたが、嫌がり方が半端なく、朝起きたら脱げていることもありました。


なので、今は使っていません。



マナーパットは単独で使わず、今はマナーパットに介護用の尿とりパットを挟みオシッコはキャッチ。


ウンチは犬用のオムツLで落ち着きました。











以前は昼間は尿もれパットを使ったり。



吸水が120とか80とか、色々あるので使い分けていました。




ただ吸水性のあるものはかなり高くて、結局コスパが良く吸水性が高い尿とりパットに落ち着きました。


お試しで生理用ナプキンも使いました。


使えなくはないですが日常的に使うのは現実的ではないですね。



結局、介護用尿とりパットを使っていますが、

それでも1日5〜6回交換したら、30枚入りが1週間持たないです爆笑



最初は買い物に行くたびに1枚のコストを計算して試行錯誤していましたが、途中でやめました。



コスパより、ゴンタが快適で、私もストレスが少ないことを最優先に。


1ヶ月のオムツ代を計算してみたところ、

例えば派遣で1日勤務を増やしたら、3ヶ月分のオムツ代が余裕で払える(笑)


そう考えたら、コスパよりストレスが少ないものを選ぶという視点にすんなりシフトできました。



おかげさまで、今は排泄で頭を悩ますことがなくなり、オムツの課題も解決。


ただ、これからまたどうなるかわからないので買いだめはせず、様子を見ながら買っています。





最後に使ってみて良かったオムツを紹介します。


体型や尿量、時間帯(夜間昼間、留守中等)により使い分けしようと、あれこれ組み合わせて試しました。




結果、我が家ではオシッコ対策のマナーウエアのパットはここが一番安く、サイズも合っているので使っています。



ホームセンターやドラッグストア、スーパーより安いです。




これも試しましたが、ユニ・チャームのものとは幅も、パットの大きさも違います。




私は昼間用として使ってみたり、介護用の長時間用の尿とりパットを固定するために使っていました。






ウンチ対策のオムツは、これも使いました。



これは、サイズは合っていましたが、ゴンタが嫌がり朝には抜け殻のように外していることが何度もあり(笑)

今は使っていません。



最終的に、オムツはユニ・チャームのLサイズと似たサイズのホームセンターオリジナルのものに落ち着いています。






大型犬の介護生活は課題が多いです。


大きいだけで、病院も散歩もシャンプーも、体位変換も知恵や工夫と人の手が必要です。


場合によっては仕事の働き方も変えないと難しかったり。



また、今は食事に関する課題もあり、また次の記事で、そのことも書きます。




この記事の続きです。







一時期は命の危機だった愛犬ごんたは7日目には介助で立てるようになりました。


水分、食事も摂れるようになり、何度も立ち上がろうとするようになりました。


9日目にはとうとう自力で立ち上がり、部屋を一周するまでに。



少しずつ元気になったと同時に夜鳴きが始まりました。


この頃は、まだ歩行に介助が必要な時期で、夜間排泄したいのに立てない、水を飲みたいのに立てない。


そんな理由で夜鳴きが始まり、1時間半から2時間おきに起きる毎日となりました。




ですが、歩行は徐々に安定し、ごんたのタイミングに合わせて、11日目には外に散歩に行けるようになりました。



立ってご飯も食べられるようになりました。




夜鳴きはそれから約20日間続きました。


この頃は仕事の日の昼休みに自宅に戻ってオムツ交換していました。




そのうち徐々に体調、歩行が安定するようになり、自力で歩けるようになるにつれ夜鳴きはなくなりました。


また、徘徊のような室内歩行もなくなり、夜中に起こされることもなくなり、危篤状態から1ヶ月で3箇所の褥瘡も治りました。


褥瘡はポケットまでできるくらいひどいものでしたが、



かかりつけの獣医師に勧められたジェルとワセリンを使って処置をしました。


創部を微温湯で洗浄して、ジェル、ワセリンを使います。


50gで2,200円です。




あとは、100均の水切りポリ袋をカットして使用。




画像にあるペットケアのジェルを褥瘡のポケットに塗布、ワセリンを蓋するように塗り、その上からカットした水切りポリ袋で蓋します。


最初はガーゼ等を使っていましたが剥がれるのでこの方法にしました。



これで治ったごんたの回復力には驚きました。




その後かかりつけの動物病院へ行き、状態を観てもらいましたが、獣医師もごんたの回復力に驚いていました。


関節の動きや筋肉は衰えていましたが、歩けているので充分かと。


また、定期的に自宅でシャンプーしているので、匂わないことも褒められて、私のモチベーションに繋がる労いの言葉を頂きました。



その後も、時々気になる出来事はありますが、今は体調も安定して落ち着いています。




排泄に関しては今も試行錯誤中ですが、

マナーパットや介護用の尿とりパット、尿もれパット等をうまく組み合わせてうまくいっています。


また排泄の記事は続きを書きます。






今回のごんたの介護を通して、初めて大型犬を介護する生活を経験しました。


しかも初めてなのに大型犬笑い泣き


私にはハードルが高すぎましたガーン


2匹の小型犬は最期まで介護らしいことは何もしなかったので。


初めてでわからないことばかりでしたが、

今やれることに集中してお世話できたかなと思います。


あと、かなり看護師の知識と経験が活かせました爆笑


今後ごんたがどうなるかはわかりませんが、これからも「今やれること」をコツコツ続けたいと思います。





今朝も可愛いごんた飛び出すハート


シャンプーして乾かしていたら、私の太ももにアゴを乗せてきたラブ


今日も元気でいてくれてありがとうおねがい