離れて暮らす親の介護とその心の距離について

仕事もあるけれど
でも悔いのないように面倒もみたいし
ついつい無理をしてしまう自分

気持ちをどのようにもっていったらいいのか? 
 

とご質問受けました

介護は私の周りでも10人いれば10人とそれぞれ違って

ライフスタイルの違いもありますし

これまで親子の在り方にも違いますし



なので私は自分のことしか語れません

と前置きした上で



先日、婆さんの病室にいくと

私と同世代の女性がお母さんにでしょうか?
お義母さんにでしょうか?

スプーンですくってご飯をゆっくりと食べさせておられました


「大変だなぁ」

「時間かかるよなぁ」

「偉いなぁ」

尊敬する気持ちがおこります



その一方私ときたら


「足の具合はどう?」と聞いた後に

「ウロウロするな」

「看護師さんに迷惑をかけるな」

と注意事項を述べ

ひと言、ふた言、はなしをして

「ほな、さいなら」とお見舞い終了

来たかと思うえば帰る娘に

次回私がくる日を確認すると

背中を向けたままご飯を食べるのに夢中な婆さんでした



親不孝もん!

だなぁ私。。。。

でもね、甲斐甲斐しくはできないんだよね

そんな自分に対し

一番やっちいけないことは


そのことで


自分を責める!


これか一番やっちゃいけない


できない自分を責めるより


できることにフォーカスする!


随分昔の私は

できないことを出来るように努力し

婆さんの要望のほとんどを叶え

婆さんのご機嫌に翻弄され

悪くもないのに謝って

振り回わされてました

それでも

婆さんとの日常のあれこれ起きる私との摩擦は

自分の立ち回り方が悪いからだと思っていました

親娘仲良くするのが当然


でもそれ誰が決めたのでしょう


幼い頃からの刷り込みだと思うのです

親から受け取った価値観


それよりも大事なものは

自分の家族と


だと気がついた時から


パーンと人生が弾けました


献身的に尽くす家族さんを見ても

私はこれでいい


人それぞれのこれでいいがあると思うのです


親が無くなった後に後悔するかもしれません

でも、どんなに尽くしても

きっと後悔するもんなのです


自分にゆるゆるでいい



今朝うちの婆さんは退院しました

仕事前にのぞいてみたら準備万端で
施設からのお迎えを待っていました


退院に付き添わないのはこれが初めてです


なーんだ。いけるんやん。



また一つ、別にええかぁが増えました



 
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