国際的賞を受賞して話題の映画
「万引き家族」
貧困家庭が万引きで生計を立てている
その万引きの方法がコメディで笑いと人情溢れるストリーを想像していたら
笑いも人情もなかった
樹木希林扮するおばあちゃん初枝の年金をあてに
心に闇のある人達が家族を装って暮らす
パチンコ屋の駐車場で置き去りにされていたのを拾われた息子の祥太は
学校にも行かずリリーフランキー扮する父親と万引きを稼業に
物語の序盤
真冬の夜たまたま通った道でベランダに放り出された幼い少女
じゅりを連れ去り面倒をみるところから家族の繋がりが描かれる
過去に傷のある一家の母親に安藤サクラ
初枝をおばあちゃんと甘える風俗嬢の亜紀に松岡茉優
貧しいながらも荒れ果てた小さな家で肩よせながら生きてく家族
そこには
老人の孤独死
年金偽造
幼児虐待
若者の家出・貧困
DV
義務教育違反
日雇い労働者の雇用問題
もっとある日本の社会問題を
自己の責任で解決できない人達に
「血」で繋がらない「絆」はあるのか
という目線で観ていました
それにしても演技力に半端なく惹きつけられる
取調べ室での最後安藤サクラさんのセリフが絶妙
彼女の求めていたものが切ないほど分かる
父親のことを正しいと思っていた翔太の心成長も映し出されて
そこではホッとした
家族の元に戻されたりんちゃん
「血は水よりも濃い」と
社会が決めてしまってるんだよね
感想をまとめようとしてもまとまらない
映画って娯楽だけど「うーむ」と考えさせられる物語でした
独身の時以来
夜に映画を観に出かけました
夕飯を作らずにフードコートでチャンポンを食べる
主婦業もそろそろ卒業しようかねぇ
マネラボのコラム更新しました
ひとりぼっちは孤独ではなく孤高のひとり上手でありたい
ポチ↓
読んで頂けたら嬉しいです
毎日が発見ネットのコラム
これからは「好き」を基準に働く生き方をポチ↓
