娘と外食の約束をしました
とはいっても仕事もあるし愛犬のガクのご飯もあるので
近場のどこかに行こうと予定してしましたが
当日は風はビュービユー吹く凍るような寒さで
暖かい家から出るのは内心億劫に思っていたのです
ですが私は娘との約束は
たとえ小さくても守るように務めており
なので一番近くて美味しいお店へ
娘と二人くっつきながら夜道を歩き
お好み焼き「ちえちゃん」へ
「いらっしゃいませぇ〜」のかけ声のお返しに
「寒かったぁ」「ほんと嫌んなるぅ」
と身を縮こめながら席に着くなり言うと
「ほんと寒いよねぇ」
「だから夏の暑かった事を思いだしましょ」
「あの暑さは半端なかったよねぇ」
「寒いくらいはなんて事ないでしょう」
って半袖Tシャツ姿のお店のお母さんに笑顔でそう言われると
「そうですよねぇ」と素直に思える
これも明るく優しげなお母さんの人柄からかもしれない
いい会話は人との距離を縮める事ができる
お母さんと話せて少し嬉しかった
さて
運ばれてきた熱々のお料理で身体を温める
私はいつも牛すじモダン焼き
幼少期は上二人の兄のおまけ的な扱いで
わが家の主役になった事がなく
小学生の時は家に帰ってもお留守番が多く寂しい思いを随分したのだそう
中学からは学校と部活とそれが大学生まで続いたのだから
よく考えてみたら二人だけで過ごした時間は普通の母娘よりも遥かに少ないと思うのです
来年は就活も始まり、グローバルとは
言わないが勤務地が大阪であるとは限らない
せめてそれまでの間は出来るだけ時間を共有したいと思っているのです
なので娘との約束は可能な限り守りたい
愛犬ガクを迎えたの理由の一つに
娘が幼稚園の時
小学校に合格したら飼ってあげると
安請け合いしたあの約束
私の人生の相棒の愛犬でもありますが
娘にとっても約束された待望の愛犬でもあるのです
パピー期のガクのお世話をする事で
甘えん坊だけだと思っていた娘が
実はしっかり者の一面がある事を発見
できましたし
彼女が母親になったらと想像できる一面も見ることができて
約束を守って良かったなと心から思う今日この頃です
雑誌に掲載されました
4日に第8回のコラムが掲載されました
親の家を片付けた私が家から受け継いだ
「もの」について想いを書いています
このまま引き続き読んで頂くと嬉しいです
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