私鉄の側のスーパーは
（画像はお借りしておりす）
地元住民が帰宅途中に立ち寄り
買い物をして帰路に着くので
そこで知り合いにばったり会ったりする機会が多い
仕事をしていると
ママ友時代のお友達と会う事もなくなり
たまに会うと立ち話になったりする
お互い働いていると
仕事の話や趣味の話をほんの数分して別れるのだが
中には
うわぉ！出たぁ〜と
出来れば会いたくない相手と
立ち話をする破目になる事もある
それは
家庭一筋で家族の為に日々尽くしている方
会うと必ず子供の話になり
自慢と愚痴を織り交ぜて
「もう、ほんと、大変なのよ〜」と
大変で辛いのか、大変が自慢なのか
正直もうどうでもいい
お愛想でうちの子供の近況も
尋ねてくれるのだが
明らかに興味がなさそうで
この人は
社会にも他人にも興味がなく
興味があるのは我が子だけなんだなぁと
無駄にうちの子の近況を話して
損をした気分になり
どっと疲れるのである
逆に
知り合いの起業家の女性で
この方も主婦なのだが
仕事帰りにバッタリ出会うと
いつも何かしらさりげなく
褒めてくれるのだ
「あらっ素敵な洋服やね、色がいいね」
とか
「ピシッーとして何処かお出かけ帰り？」など
嫌味がなくさらりと褒めて
ほんの数分話をして別れる
話が上手いのである
以前、社長がエステサロンを経営して
プレオープンの時に
お願いしてエステを受け貰った事がある
職業がら美容に長けており
人脈も多いので
彼女が気に入ってくれれば
お客さんを紹介してくれるかもしれないと
浅はかな欲を張ったのであるが
終わって帰られると
施術スタッフが大感激して
「あんな優しい素敵な人会ったことがない」
「余裕がありすぎる」
「何者ですかぁ〜〜あの方」と
暫し興奮状態だった
専業主婦から起業して20年近く
社会の荒波に揉まれ
偏見や陰口に屈する事なく
自分を信じて貫いてきた
そういう日常こそが人を変えていく
経済的にも成功し
自分が辛かった分、人に優しい
不慣れなスタッフを気遣い
優しく接してくれたのであろう
人の心を捉える魅力的な女性には
オーラがある
側にいるだけで
こちらの心までなんだか豊かになってくる
時々逢いたくなる素敵な女性
ローマは一日して成らず
私も頑張ろう
（画像はお借りしておりす）
