妹の友人に

94歳の独身女性がいます

ハワイの大きなお屋敷に一人暮らし

ハワイで暮らしていると

日本に住む知人が遊びに来たら

ガイドを引受ける事は普通の事らしく


ウエルカムディナーに始まって

ハワイのあちこちを案内してまわるそう



驚いた事に94歳で車を運転して

どこにでも案内するのだそうだ


なので毎日「忙しい」が口癖



うちの婆さん今年78歳

本来ならまだまだ元気だが

どんな時も誰かを頼り生きてきた

ツケが回ってきたのだろう

クララ現象ばかりでなく

自分で何かしようとする気力もない


先週は部屋にあるトイレにさえ

行こうとしなかった

勿論どこも悪くはない


日本を離れて20年になる妹は

そんな婆さんの日常を聞かせても

実感がわかないようで


先ほどの友人とのツーショット写真を

送ってきたのだ


とてもナチュラルな感じの
さり気なくお洒落で姿勢がとても良い

笑顔がとっても素敵な女性とお見受けする


でも、左手にギブスをはめておられる

お元気とはいってもご高齢なので

骨も弱つてきているのか

転倒した時に腕にちょっとヒビが
入ったらしい


片手が不自由でも他人に迷惑を
かけるのがとっても嫌らしく

妹にも知らせてはこなかったらしい



暇なので1000ピースのジグソーパズ
ルをして時間を潰しているのだそう


去年はご自分の妹さんの

癌の終末期の看取りを自宅しようとして

周りを驚かせた

それは大変な事だったらしく

見かねた妹が2日程交代して

お世話をして、その後

眠るように天に召されていったそうだ


「私もそんな老人になりたい」

「きっと私なら大丈夫!」とラインで送ると


「だったら人にこれ覚えといてとか
言うてたら、なられへんで」と返事がきた


どうやらハワイで妹に財布を預けたり
色々と妹の事を使かっていたんであろう

そんな事はちっとも覚えてはいないが

ムーミンに出てくるミーのような性格の妹に

私とした事が

しまった1本取られた



随分長い前振りとなりましたが


我が家の網戸の目が劣化してきており


家の中に蚊をはじめ色々な虫が
迷い混んで来るようになって


これはいよいよ網戸の張替えをしなてはならず


女性というのは電球すら自分では
替えたくないものです

網戸の張替え等はもってのほか

しかし、私はやるしかない



そう、最期まで凛として生きるには

自分の事は自分でする


と自分に鞭打っている記事です(笑)


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