東京に住む次男から送られてきました



横浜に遊びに行ったお土産のようだ

早速お礼のライン送ると

息子が以前、彼女と温泉旅行に行った時

彼女の親御さんにお土産を送ったらしく

今度はお返しにと

彼女が私に買ってくれたと返事がきた


人生初ハート


息子の彼女から贈り物頂きましたI


恋愛中は当人同士が盛り上がってれば幸せ


そこに親の影がちらつくって事は


もしかして、けっ結婚を考えているのか

と息子に聞くと


はっきりとは言わないがまんざらでもない様子


えっー私がついに姑になる日がやってくるのか


私にもかつて姑さんがいて
過去にこんな姑には絶対になるまい
と心に決めたおりました
 

お嫁にいくまでのうん十年
可愛い、 愛おしい、 愛くるしい
そんな思いで大切に育てられた娘さんを
家族に迎えるのですもの

両家が共に二人を大切に思わないとね



ー姑の心得ー

得第一条 
ニヤリ息子は愚息と思

主人との結婚が決まり

お姑さんと三人でいる機会が多くなり

何かの帰り夫が運転する車中でのこと

『○雄には結構良い所のお嬢さんを
お嫁にって話があったのよぉ』

『だ学生さんだけど月謝をつけて
お嫁入りさたいってぇ言われてぇ』

「そうだったんですねぇ」

…知ってますよ
法事の席でのご挨拶で言われたんですよね

一般にそれを社交辞令と言います


『取引先の社長令嬢も縁談があったのよぉ』

…知ってますよ
セールスの保険のおばちゃんが
無理やりセッティングしたんですよね

あちこちでその様な事してましたわ

保険を売るのも大変なんですもの


当時25才の私は

この失礼な発言を心の中では突っ込み入れてましたが

相槌程度で流すのがやっとでありました


夫が30才の時に結婚しました

そんなに自慢の息子が何故30才まで独身だったのか


うちのお姑さん
息子を愛してやまなく
光輝き眩しすぎて見えてないI


心得第二条
ニヤリ決して自慢話をしない

お姑さんは

奈良の山奥であるが名家の出であると聞かされていて

どんなに立派なご実家であるかと緊張しながら出向いていったら

どうみても周囲のお宅と差がなかった


私の知る農家の名家は
時代劇の代官屋敷のように
大きく厚い門扉構えで
白壁の塀で敷地が囲まれ
蔵の小窓が塀から見える
そんなおうちを

「ええし(名家)」と捉えていた

人の尺度は様々である・・・・


心得第三条
ニヤリまずは己を顧みる

お姑さんは息子である夫の学歴を

自慢に思っている

お嫁さんにもそれなりの学歴が欲しかったのであろう

結婚して早々の時

実家で妹夫婦と六人で団欒をしていた時

お義父さんから私が物知りであると誉められた

すかさずお姑さんが

『勉強が嫌いなだけでアホではないのよねぇ』

私は一度も勉強が嫌いだとは言ってはない

そして後にも先にも

私をアホ呼ばわりしたのはお姑さんだけだ

私とお姑さんの学歴に差はない


心得四条
ニヤリ孫の教育に口を出すべからず

子供が小学校に上がるようになると

しきりに学校の通知簿を見せるように言われる

どうやら妹は見せていて子供はいつもオール5だったらしい

小学生の通知簿を見て一体なにが分かるというのだ

全部「出来た」で当たり前

努力しようがあったら、大問題だ

一向に見せないので、うちの子供は

勉強が出来ないとレッテルを貼られていた


息子が中学受験で合格した学校を

何も知らないので三流と思い込み

後にお詫びの電話をかけてきた


妹の娘さんが残念ながら高校受験に失敗し

翌年

うちの娘ちゃんが同じ中学に合格した時には

どんよりした声でおめでとうと電話があった

よほど悔しかったのであろう


心得第五条
ニヤリ孫に嫁一族の悪口を言わない

うちの子供達も小さな頃は

夫の実家に行くのが楽しみだった

ところが段々と大きくなるに連れて

足が遠退いて行った

娘ちゃんは、小学一年生の時に

利き手が左手であることは

恥ずかしい事であり直すようにと言われて帰ってきた

お箸の持ち手を指摘され

「二度とお婆ちゃんちに行かない」と言い

それから直ぐ親族一同で中華レストランに行くと

食いしん坊の娘ちゃん

一つもお箸をつけなかったのだ

始終ブスッとした顔で不機嫌であったのは
その事のせいだと思う


思春期の息子達が行かなくなったのは

行くとここぞとばかりに私の悪口

そして私の実家の悪口を言ってくるのだそう

うちの婆さんは最悪だが

人様から悪く言われる筋合いはない!と

思っている

そういう夫の父親は酔っ払いで
帰ってくると看板を壊したり
お姑さんに殴りかかってこようとしたり

私も一度、旅先で怒鳴られた

それでも私は悪口は言わない

どんな親でも親は親だからだ



私に人並以上に文才があれば

夫一族の事を400字詰原稿用紙に

何十枚にもしたためるだろう

きっと橋田壽賀子先生もビックリの

エピソードで綴られた本は

ベストセラーになるはずだ


なんて事を考えながら





しぶーいお茶と共に

お土産の杏仁豆腐を頂くのであったウインク




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