年末年始、婆さんは我が家で過ごした

我が家の団欒の仲間外れにされてはならぬと

12月に入ると

年末年始のスケジュールを自らケアマネに電話をかけ

施設長や相談員さんにスケジュールを伝え

最後に私にスケジュールを伝えてきた


自分の年末年始を私に段取りされたくなかったんであろう


5泊6日の我が家では非常に大人しく優等生でした


こちらにいる間に大好きな回転寿司に連れていくと






婆さんが食べたお寿司のお皿の高さは老人とは思えない


孫から突っ込まれて照れ笑いの婆さん


翌朝の血糖値は400を超えてましたわ


そんな婆さんは4日の朝施設に戻ると


今週は不穏が続き

「膝が激痛だから病院に行きたい」

から始まって

「膝が激痛だから会いにきて欲しい」


「なにか食べるものを持ってきて欲しい」


「5分でもいいから来てほしい」


「よそさんは家族がしょっちゅう来ている」

最初の膝の激痛はどこへやら汗

訴えにいちいち対応していたのではこっちの身が持たない

要望がエスカレートしていくのはお決まりのコース


施設長に電話で様子を聞いてみると

見た目の不穏さはなく

膝が痛いのは心意性のものと推測されていましたなっ・・・なんと!


ここのところ次々入所される利用者さん達は

かなり介護度が高く補助の手もかかり

その介護される様子をみて自分の行く末を案じ

そして

入所したてで家族がひっきりなしに訪問されるのを見て

全く娘や孫が顔を出してくれてないと感じた婆さんは

嫉妬したらしい

先週ずっと我が家に居たこと等は関係ないんだ

家族さんは訪問時にはなにかしら差し入れを持って来られるので

それも羨ましい気持ちで見ていたわけだ


「まるで小学生低学年どうしましょう?」

と相談すると


「週末に帰る時には好きな物作って待ってるよ」

とメールして下さい

アドバイス通りのメールを送信すると

ピタッと不穏なメールは収まり

今夜、婆さんは施設でお夕飯を済ませているのですが

ペロリと大好きな焼きそばを食べてハート

施設で起きるあれやこれやを喋っておりました音符



悲劇のヒロイン、いや…
悲劇のババアの姿はそこには有りませんグッタリ

 
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