6月5日に子宮のポリープ除去の手術を受け、

 

その除去したポリープを検査した結果、

 

癌のリスクが高いことが判明。

 

8月10日に子宮と卵巣を取る手術を受けた。

 

8月20日、Zoomでドクターから、

 

「癌のリスクは取り除いた」と言われ、

 

術後の検査も受けなくていいと。

 

そして先週、

 

ドクターのオフィスから連絡が入り、

 

そのドクターが私とZoomで話したいと。

 

9月17日、Zoomでドクターから色々説明を受ける。

 

的を得ない話。

 

私が業を煮やして、

 

「私は癌ではないけど、まだリスクがあるということ?」

 

とズバリ聞いたら、

 

癌だと。

 

そして私が、

 

「ステージは0か0.5ですか?」と聞いたら、

 

ステージ3だとよ。

 

私はなぜ先日癌のリスクがないと言ったにもかかわらず、

 

いきなり飛んでステージ3なの?

 

理解できませんと言った。

 

泣きながら。

 

ドクターは私を傷つけまいと言葉を選ぶあまり、

 

最後にふんわりと私に子宮体癌ステージ3

 

告げようとしてくれたのだろう。

 

死刑の宣告じゃないんだから、

 

そのテクニックは必要ないと思うわ。

 

思いやりにはとても感謝するけど。

 

私の子宮の中にあった腫瘍と全く同じものが卵巣にもあり、

 

「子宮の腫瘍から卵巣に転移した。」という診断に至ったそう。

 

それがステージ3の理由。

 

でも、なんで、その腫瘍が癌なのか、

 

私はまだ理解してない。

 

だって、癌じゃないって診断されたから。

 

今になって癌っていうのは理解できない。

 

今度ドクターに会った時に聴くけど。

 

とにかく、

 

今後は抗がん剤治療と放射線治療が始まる。

 

早速、

 

どうしても癌のことを報告する必要のある数人には話した。

 

中には、

 

どうしても私が話したい相手もいた。

 

それが私の同僚。

 

最初の1年間は一番嫌いな同僚だったけど、

 

今は一番仲がいい同僚になった。

 

彼女は7年前に乳癌になった。

 

テニスボール大の腫瘍だったそう。

 

その他、いろんな病気をしてる。

 

最近、ワシントン州にいると体の調子が悪いと言って、

 

なんとオーストリアに引っ越した。

 

私たちの仕事は家からできるし、

 

全員家で働いてるし。

 

国が違ってもプロダクティビティに問題なし。

 

問題は所得税と、時差だけ。

 

昨日早速彼女に連絡し、

 

私がステージ3の子宮体癌と診断されたことを告げた。

 

一緒に泣いてくれた。

 

彼女は私に、

 

「癌患者、それぞれストーリーが違う。

 

抗がん剤の種類、

 

体力、

 

癌の程度、

 

全部違うから、

 

人のストーリーを自分のストーリーと同じするな。」と。

 

抗がん剤治療で毛が抜ける人もいれば、

 

抜けない人もいた。

 

みんな違うんだと。

 

ポジティブでいることの重要性、

 

(これは私も解ってる!)

 

抗がん剤治療中でも仕事できること、

 

などなど経験を話してくれた。

 

まずは直属の上司に今の自分の状況を説明して、

 

具合が悪くて仕事を休む可能性があることや、

 

仕事してても一貫性が保てないことも言えと。

 

次の火曜日に治療について説明を受ける予定だから、

 

その説明を元に上司に話すことにした。

 

今回は仕事を休まず、

 

抗がん剤治療の日だけ休むことにした。

 

有給はたっぷり残ってるので、

 

大丈夫。

 

まずは5週間、

 

月曜日から金曜日、

 

毎日放射線治療を受けるらしい。

 

そして、週に一度は抗がん剤治療。

 

それは一日がかりだそう。

 

抗がん剤治療はできれば金曜日がいい。

 

金曜日は仕事のミーティングが少ないし、

 

休みやすいから。

 

しかも、金曜日に抗がん剤治療受けて、

 

土曜日と日曜日は体を休めることができる。

 

もし、髪の毛が抜けるようなことがあれば、

 

近所で残った髪を切って貰い、

 

その後はカツラと帽子で過ごせばいい。

 

来年、着物で撮影しようと髪を伸ばしてたけど、

 

しょうがないよね。

 

癌告知から24時間、

 

寝てる時以外は泣いてたけど、

 

今はまぁまぁ大丈夫。

 

癌は必ず蹴散らすから。

 

昨日は美味しいインド料理やで週末気分を味わい、

 

今日はのんびり過ごしてる。

 

友達とZoomで話したけど、

 

もちろん癌の話はしない。

 

せっかく私、ポジティブになってるのに、

 

あちこちからいろんな人の体験談とか、

 

怪しい占いの情報とか、

 

サプリ情報とか、

 

送られても困惑だし、

 

ポジティブ状態の私をネガティブに引きずり落として、

 

それからポジティブに持ってこようとする人もいると思う。

 

だから、今回、癌のことを話した人達には、

 

「絶対に人に言わないで」と強く釘をさした。

 

私の同僚がアドバイスしてくれたように、

 

「人のストーリーを、自分のストーリーにするな」

 

という気持ちでやっていく。

 

私は私。

 

ポジティブな気持ちを保ちつつ、

 

治療を乗り切る。

 

お願いだから、

 

同情であれこれ言ってこないでほしい。

 

私が癌患者の友達なら、

 

静かに、

 

そっと、

 

病気平癒を祈る。

 

ガタガタ大騒ぎせず、

 

「必要な時は、買い物、掃除、料理しにいくから、

 

遠慮せずに言え。

 

それまでそっとしておくからね。」って言う。

 

それか、予告なしでうちに食材届けるとか。

 

抗がん剤治療が何クールまで続くのか、

 

まだ知らないけど、

 

抗がん剤治療中はなるべく外出は控える。

 

食品もオンラインで買うことになるだろう。

 

隔週のマッサージくらいは行きたいけど。

 

未だに私のバケットリストには、

 

「結婚」

 

「ブータン旅行」

 

「コスタリカ旅行」

 

「インド旅行」

 

「アイスランド旅行」

 

などなど盛りだくさん。

 

死ぬ気なんて全くないわ。