決断 | アラフォー金融法務コンプラオヤジのブログ

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米国、スペインの帰国子女→慶大法卒→中略(一時無職も経験苦笑)→外資金融の法務・コンプラをしながら司法書士試験等の勉強をしています。
貸金主任者、宅建、行政書士、個人情報保護士、TOEIC980点、TOEFL110点、AML/CFTオフィサー、内管、証券外務員一種、PhD等保有

こんばんは!

 

今日もお疲れ様でした。

 

先日お伝えした外資金融からのお誘いについて、非常に嬉しいことではあったのですが、今回は見送らせて戴きました。

会社の知名度も、地位も、キャリアとしても、また給料も今回お誘い戴いた会社の方が良いのは間違いないですが、今回の決断を下すに当たって重視したのは、無職で何もない自分を採用して戴いた今の会社への恩義とまだ半年しか今の会社にいないことの二点でした。

 

僕のウェットではない性格や前述のメリットを考えれば、外銀に転職した方が合理的だと思いますし、今回の誘いについて相談した兄弟や友人、元同僚も意外な選択だと言っていました。

せっかくのチャンスを棒に振った、給料がいいとこに行けばいいじゃん、会社なんて所詮雇用契約という契約上の関係で成り立っているだけで、今の時代転職なんて珍しくもないし、会社側は転職しても痛くも痒くもないし、一従業員が転職してもなんとも思わない、恩義なんて考えるだけ無駄、といった考え方もあると思いますし、それはそれで正しいと思います。会社への恩義とか忠誠心なんてダサくて、時代遅れで、スマートではない考え方かもしれません。しかし、今の会社、特に今の会社の上司は、実質的に僕の採用を決めた方で、とても優秀で、かつ、優しく気さくで、入社時からずっと人間関係が非常に良好な状態を維持し続けられています。この上司への恩義、会社への恩義、居心地の良さ、まだ半年の在籍期間、こうした心理的・精神的な点が転職による経済的なメリットより自分の中で勝った結果の、ともすれば非合理的・非理性的な選択へと繋がりました。特に外資金融を淡々と渡り歩いてきた元同僚は僕の決断に失望したことでしょう。でも全く後悔はありませんし、これが正しい選択だったと思います。というかこれが正しかったと正当化できるように今後頑張っていきたいと思います。

40代も近づいてきて、つくづく人生というものは、決断・選択の連続で、決断・選択こそが一番人生において重要だと思うようになってきました。決断をする際にはメリットやデメリットを客観的に定性的・定量的に比較して最良と思われる道を歩むのが賢い人間として一番理に適った行動なんでしょうが、今回は自分でも想定外の合理性やメリットを度外視した、しかし、それでいて納得のいく決断をしたと感じています。と言いながら突然今の会社が潰れてまた無職に戻るなんてこともあり得ますけどね (笑) まぁ、そんなことを言い始めたら、いつ死ぬかもわからないですしね。つまるところは、どんな決断を下しても、それは正解でも不正解でもなく、自分の人生、自分で責任を持って、悔いのないような人生にしていくことが大事なんだろうなぁと思いました。

 

ここ数日はかなり悩んで精神的にきつかったですが、ようやく決断して前に進めて一安心です。もともと精神的に強くない自分にとってはこういうキャリアの分岐点・転換点において悩むのは確実に寿命を縮めている気がします 苦笑

 

さーてまた明日から仕事と勉強頑張ります!

ではまた~