几帳面で神経質な父は、その形跡を残しながら急激に認知障害が進んでいる・・・気がする。
乳がん患者が治療を経ていく中で、残った副作用が抗がん剤のものなのかホルモン剤のものなのか、わからなくなるのと同じで、父の認知障害は二酸化炭素が増えていっているせいなのか、かすかに始まっていた認知症の進行なのか判断に困る。
イケメン先生が、CO2ナルコーシスならひどくなると昏睡状態になると言っていたことを考えると、そのせいだけではないようだ。
何かで、認知症自体は急激には進行しないという記事を読んだ事があるが、脳に何らかの障害がおきると早い進行もありうるのだとか。
2週間仕事を休んでいるが、復職できる見込みは限りなく低い。
そんな中、今日の夕方ついに便失禁をした。
毎日点滴1000ccしているので以前より尿量が多く、立てない時は尿瓶を使い始めていたが、便意を催した時はがんばってトイレに歩いていた。
というか、無理しても支えて歩かせていた。
それなのに、眠っている間に便を漏らした事にさえ気づかなくなった。
自分の体を犠牲にして、トイレだ尿瓶だと甲斐甲斐しく動く母でさえも絶句!
リハビリパンツや尿漏れパッドくらいでは漏れるし、夜中じゅう母親がシーツやタオルを変え続けるのは無理なので、私はもうオムツしかないと判断。
しかしタイミングの悪いことに、私も夫もお酒を飲み始めていたところだったのでドラッグストアまでオムツを買いに行けない。
そこで背に腹は変えられないと、タクシーを呼んで一番近いドラッグストアまでオムツを買いに行くことにしたのだが、そのタクシーの運転手さんに魔法をかけてもらった。
同じような距離にあるドラッグストアの、どちらが近いか聞いた時の私の様子にせっぱ詰まったものを感じたのだろう。
会話の中で「介護用のオムツを買いに行くんです」と言ったら、運転手さんが「これあげるよ」と黄色くて丸いものを手渡してくれた。
「爪で皮に傷をつけて、匂いをかいでごらん」と言われて見たら、小さくてボコボコした柚子。
もらった柚子に爪を差し込んで、思いっきり息を吸い込んだら心がとても軽くなった気がした。
ドラッグストアでオムツを買うのを待ってもらって、帰りも柚子の香りをかぎながら帰ってきた。
運転手さんの家の庭でなっている柚子なので、きっと大きさも形もバラバラなのだろう。
私の小さな手にすっぽり納まる絶妙な大きさで、お金を払う時にはするりとポケットに滑り込んだ。
ショックを受けていた母に柚子を見せて、その運転手さんの話をしても最初は信じなかったくらい。
飴やガムをくれる運転手さんはいるけど、まさか柚子が出てくるとは想定外でしょ。
あまりのうれしさに「運転手さん、私の今日のブログに登場しますよ絶対」と宣言したくらい。
柚子の香りは心を落ち着かせる効果があるみたい。
ギスギスし始めていた余裕のない心に魔法をかけてもらったので、最後はお風呂に浮かべて香りを楽しみ、皮をむいて肌をこすり、柚子の潤いを体に閉じ込めた。
運転手さんありがとう!
追伸:父を1泊だけと説得し、イケメン先生が予約してくれた静脈栄養用CVポートを埋めるために、明日再度安芸市民病院に連れて行きます。
乳がん患者が治療を経ていく中で、残った副作用が抗がん剤のものなのかホルモン剤のものなのか、わからなくなるのと同じで、父の認知障害は二酸化炭素が増えていっているせいなのか、かすかに始まっていた認知症の進行なのか判断に困る。
イケメン先生が、CO2ナルコーシスならひどくなると昏睡状態になると言っていたことを考えると、そのせいだけではないようだ。
何かで、認知症自体は急激には進行しないという記事を読んだ事があるが、脳に何らかの障害がおきると早い進行もありうるのだとか。
2週間仕事を休んでいるが、復職できる見込みは限りなく低い。
そんな中、今日の夕方ついに便失禁をした。
毎日点滴1000ccしているので以前より尿量が多く、立てない時は尿瓶を使い始めていたが、便意を催した時はがんばってトイレに歩いていた。
というか、無理しても支えて歩かせていた。
それなのに、眠っている間に便を漏らした事にさえ気づかなくなった。
自分の体を犠牲にして、トイレだ尿瓶だと甲斐甲斐しく動く母でさえも絶句!
リハビリパンツや尿漏れパッドくらいでは漏れるし、夜中じゅう母親がシーツやタオルを変え続けるのは無理なので、私はもうオムツしかないと判断。
しかしタイミングの悪いことに、私も夫もお酒を飲み始めていたところだったのでドラッグストアまでオムツを買いに行けない。
そこで背に腹は変えられないと、タクシーを呼んで一番近いドラッグストアまでオムツを買いに行くことにしたのだが、そのタクシーの運転手さんに魔法をかけてもらった。
同じような距離にあるドラッグストアの、どちらが近いか聞いた時の私の様子にせっぱ詰まったものを感じたのだろう。
会話の中で「介護用のオムツを買いに行くんです」と言ったら、運転手さんが「これあげるよ」と黄色くて丸いものを手渡してくれた。
「爪で皮に傷をつけて、匂いをかいでごらん」と言われて見たら、小さくてボコボコした柚子。
もらった柚子に爪を差し込んで、思いっきり息を吸い込んだら心がとても軽くなった気がした。
ドラッグストアでオムツを買うのを待ってもらって、帰りも柚子の香りをかぎながら帰ってきた。
運転手さんの家の庭でなっている柚子なので、きっと大きさも形もバラバラなのだろう。
私の小さな手にすっぽり納まる絶妙な大きさで、お金を払う時にはするりとポケットに滑り込んだ。
ショックを受けていた母に柚子を見せて、その運転手さんの話をしても最初は信じなかったくらい。
飴やガムをくれる運転手さんはいるけど、まさか柚子が出てくるとは想定外でしょ。
あまりのうれしさに「運転手さん、私の今日のブログに登場しますよ絶対」と宣言したくらい。
柚子の香りは心を落ち着かせる効果があるみたい。
ギスギスし始めていた余裕のない心に魔法をかけてもらったので、最後はお風呂に浮かべて香りを楽しみ、皮をむいて肌をこすり、柚子の潤いを体に閉じ込めた。
運転手さんありがとう!
追伸:父を1泊だけと説得し、イケメン先生が予約してくれた静脈栄養用CVポートを埋めるために、明日再度安芸市民病院に連れて行きます。