去年10月から開始した日本語ボランティア。
ペイトン君の滞在も今月で終了。会合も残り
2回になった。
アメリカ人のイメージとは大きく異なるおと
なしめの彼は、佇まいからして物静か。あまり
自己主張をしない。物事を言う時も大変遠慮が
ちで行間を読む人。
今月誕生日なのでお別れ会兼誕生日会をやろ
うと提案したものの、遠慮する。とは言え、戻
る前に何か思い出になるようなイベントをと思
い、日本の家を見せてあげたいというと食いつ
いて来た。アメリカの居住空間とは大きく異な
る日本の小さな家。どんなふうに見えるかな~
思い出すのは二十歳で初めて経験したアメリ
カのホームステイ。カリフォルニアの新興住宅
地オレンジ郡のサンバナディーノと言う町だっ
た。ホストファミリーも地域の人たちも私たち
を暖かく迎え入れてくれた。そしてその経験は、
その後も英語学習を続け米大学院に進学した私
にとって、おおきなきっかけとなり、現在も米
石油会社に勤めている。
人生に転機を与えてくれ、その後も長く関わ
りを持つことになったアメリカという国。国際
交流を通じて恩返しがした。