私が日本語を教えるペイトン君とのお別れ
が近づいて来た。残り1か月で日本の交換留
学期間を終了し、後は米国の大学に戻りコン
ピュータサイエンスの学位を終了する。
彼がある卒業生の話を紹介してくれた。英
語教師テイラー・アンダーソンさん。彼の母
校で日本語を学習した後、英語教師として来
日。石巻市で英語教員として勤務していた際、
津波に飲み込まれ命を落とした。彼女の両親
は毎年石巻の勤務地であった小学校を訪れ、
本が好きだった娘を偲んでテイラー文庫とい
う英語書籍の寄贈を始めたとのことだった。
サーチするとたくさんのニュースがあった。
石巻市と米国大学の交流は続き、テイラーさ
んの記念碑が作られたり、大学キャンパスに
桜のオブジェが寄贈されたりしている。
ペイトン君も石巻に送る本棚作りに関わっ
たとのこと。日本の新聞に彼が本棚と向き合
う姿が掲載されていた。
とても感動的なお話なのでぜひ、興味のあ
る方は以下のストーリーを見てみて下さい。