ソニーがSony Ericssonを100％子会社化、Ericssonの保有株式を取得へ
Stringer氏は、ソニーは、スマートフォン、タブレット、ノートPC、テレビなどをシームレスに連携させ、より迅速にまた強いラインアップで顧客に提供していくと語っており、それらの製品とソニー自体が運営するネットワークサービスであるプレイステーションネットワークやソニーエンタテインメントネットワークを通じて、「新しいオンラインエンタテインメントの世界を開拓していく」（同氏）と述べている。またソニーは、今回の株式取得によって、商品設計、ネットワークサービスの開発、マーケティング活動など多くの事業領域で、商品群を横断した事業の効率性の向上も目指していくとしており、自社で保有する映画・音楽・ゲームなど全てのコンテンツを、幅広い商品を通して楽しんでもらえる環境を、「ソニーにしか成し得ない形で広げていく」（同氏）と表明した。
＜文中抜粋＞
これを実現するには、横並びの事業所等が連携して製品の仕様検討の段階から綿密に調整して進める開発プロセスが必要です
まあいわゆるストリンガーが唱えたSony Unitedの戦略の上に成り立つ商品設計となるんでしょう
今から5年以上前に発表されたSony Unitedのプラン
その結果としてユーザーは何の恩恵も受けて以内と思うんですがね
私もSony製品を色々購入してきましたが、結果大量の不具合（ソニータイマー）に振り回されただけでSony製品を買ったことによる恩恵はほとんど味わったことがないです
唯一不具合が出ていない製品は、今使っているSonyericsson製のXperia X10位ですね
個人的には、SonyericssonはSonyとは別会社だからタイマーが仕込まれていないんだと理解しています
SonyがSonyericssonを子会社に加えると、Xperiaを代表とするスマートフォンとSonyの複数の商品が機能的にかぶるんですよね
今後この製品たちがどうなっていくのかを考えてみたいと思います
Walkman
いわゆる従来スタンドアロンでしか使用しなかった商品を、Sonyのネットワークサービスにつなぐことで付加価値を高めようとしているのであれば、最低でもWLAN機能を持たせておくことが必須
更にモバイル端末なら、前者WLANだけでなく3G等の公衆無線につながる無線機能が必須
これを踏まえるとWalkmanは既に未来のない商品
Mora等で楽曲Dataのダウンロード販売を推し進めるなら、通信エリアが限定されるWLANは役不足
今更Youtube等の動画再生が出来る機能を入れてもまったく売り文句にはならないし、今後LTEサービスが広がる事を踏まえて、現段階で3G機能すら実装されてないWalkmanに未来はない
ちょっと前にWalkmanのシェアがiPodを抜いたとか騒いでいる記事があったが、本気でSonyが喜んでいるとすればその先駆性のない視点に幻滅する
Appleは既に音楽端末としての軸足をiPodからiPhoneに移している
iPhoneはハイエンド、iPodはローエンド
差別化は価格と小型化のみ
Appleは既に音楽データを扱うデバイスとしてのiPhone、iPodの住み分けを十分に調査し商品設計を進めており、その商品の付加価値を強力にバックアップするiTunesの重要性が今後さらに増すことを理解している
一方Sonyはメディアを扱うソフトを何種類も（Sonicstage、x-アプリ、Media Go、CONNECT Player）出してユーザーを混乱させ、挙句の果てはアプリはバグだらけで多くのユーザーの非難を買う
製品企画の迷走、ユーザー軽視と切捨てが、上記ソフトの黒歴史
これを今すぐ正さないと、いくらいいハードを作っても誰もWalkmanなんざ買わない
起死回生でのつもりかAndroid OS搭載機を発表したが、音楽再生系デバイスのドライバーをAndroidへインプリ可能であることを証明しただけ
とっととXperiaに取り込まれた方がみんな幸せになれる
見方を変えれば、もうWalkmanはXperiaに取り込まれる準備万端ってことなのか
ノイズキャンセラー+楽曲再生専用DSP入りXperiaをハイエンドなWalkmanとして定義すれば、今や衰退の一途であるWalkmanブランドを再度押し上げるだろうし、多くのユーザーから賞賛されるだろう
今後この機能を継続していけば少なくとも”楽曲再生スマートフォン＝Xperia”というブランドイメージが確立できる
とりあえずWalkphoneとでも名づけておけば
Nav-u
nav-uはすでに死亡している
過去にもGoogle naviが出た時点で、散々カーナビ業界は死亡と書いてきたけど、最近ついにPioneer自身がdocomoと一緒にスマフォのカーナビ化計画に手を貸した
ドライバー向け情報提供サービス「ドコモ ドライブネット」がスマートフォンに対応
-カーナビアプリをドコモが提供開始し、対応ナビクレイドルをパイオニアが発売-
Pioneerの行く末は、スマートフォンのためのカーナビドック開発だな
でもってGoogle navi登場の時は、渋滞情報だけはカーナビ専用機で得られる情報だと差別化を力説してきたけど、ついにGoogleが”交通状況がGoogle マップで見られるようになりました”と発表
Google naviにインプリされる日ももうじきと推測
大体カーナビってちょっと前までは、車の中でしか使えない機能の癖にメーカーが何十万もぼったくる異常なマーケットだったわけで
同額でこれよりも性能のはるかに高いデスクトップPCが何台買えるのやら
さらに悲惨なことに高級なカーナビ製品を車に付けようものなら、車上荒らしの恰好のターゲットになるわけで
スマフォが世の中を席巻し、慌てて各社がポータブルなカーナビ端末を出し始めたけど後の祭り
今やスマートフォンがあれば、全くカーナビなんて必要ないんですが
といろいろSony製品の中で粛清されるべきものがありそうな感じがしますが
一点気になるのが前にも書いたソニータイマー
SonyericssonもSonyの子会社になることでタイマーが仕込まれるようになるのでしょうか
まじめな表現をすれば、Sony製品のクオリティは正直低レベルです
ふざけんなってくらい頻繁に壊れる製品が多い
これは製品開発/製造において以下の理由が考えられます
製品の初期設計における仕様検証精度がクソ 製品に使用される各種部品の動作検証精度ががクソ 製品の全般的な動作検証及び周辺機器との接続検証精度がクソ 製品の量産工程における動作検証精度ががクソこのSonyの社風がSonyericssonに流れ込めば、もれなくXperiaも毒されてソニータイマー標準装備となることでしょう
SonyのロゴがつくことでXperiaのブランドが地に落ちるなんて事だけは避けて欲しいものです
