秋葉原のヨドバシでぶらついていると、Panasonicの3D TVコーナーが盛り上がりを見せていました
皆さんなかなか真剣な面持ちで見ていましたね
中には買う気満々の夫婦もいましたよ
そこで前から気になっていた有効視野角について調べてみました
結果、メーカーが推奨する左右の視野角はTV正面を中心にして、左右に約70度までとのことです
計約140度とは、結構広いんですね~
更にお客さんがあまりいないタイミングを見計らって、長時間(といっても10分位ですが)じっくり凝視してみました
結果わかった事なんですが、動きの少ないシーンではあまり目の疲れは感じません
しかし、速い動きが連続するシーンになると画面のブレを強く感じ、奥行きのボケと重なって目の焦点が一気に合わせにくくなります
この感覚は、3D TVならではの違和感であると思います
なのでこういうシーンが多用された映画などは、見ていてかなり目が疲れるかもしれません
個人的には、連発されると頭が痛くなりそう…
そんな風な事を感じていた時、ふと以前ネットで
“品川駅構内でsony製3D TVの視聴ができる場所がある”
との情報見かけた事を思い出しまして…
なりふり構わず思い付きだけで行ってしまいました
ありましたよ大きな改札前に、怪しげな覗き穴が幾つかある箱が
電車を降りずに見られるのがうれしい限りです
早速小窓に取り付けられた眼鏡越しに映像を見て…が…
あれ
なんだかPanasonicのそれと比べて、映像が時々もたつく感じがします
レコーダー等の再生機が良くないから?
それより一番問題なのが、あまり奥行きを感じない映像…
Panasonicの3Dテレビのサンプル映像で目が慣れているせいもあってか、その差は歴然に感じました
ううむ…
しばらく見ていて一つ分かった事があります
映像によっては、3Dに見えやすいものとそうでないものがありそうですねぇ
sonyが使用していたサンプル映像は、サッカー日本代表の試合でした
ご存じの通りサッカー中継は、フィールドを広い視点で捉えた映像が多い
だからあまり立体感が感じられないシーンが多いんです
そしてもう一つ
サッカーフィールドは四方八方から照明で照らされているため、選手と背景にあまり明暗の差が生じないんです
どうやら3D TVで奥行きを感じるファクターには、この差が大きく寄与するようですね
つまるところ、コントラストの差が大事だと
というわけで私個人の見解としては、完全にPanasonicの方が優れていると感じました
ただ、もちろんPanasonicの方がサンプル映像の作り方が優れているとも言えそうで、最終的には同じ映像で比較しないと正確な機能差は分からないとは思います
それを考慮したとしても、sonyの用意したサンプル映像は再考の余地アリって感じですね