27今年中に40kg目指します!

お菓子食べません! 
ココア大好きですが飲み過ぎません!
紅茶に砂糖入れません!

寮食の油物は控えます!
野菜をたくさん食べるようにします!
でもお魚は大事だそうです!
好き嫌いせず食べます!

部活の無い日は、週に3日走ります!
足に筋肉がついて太くなるのは…まぁ…仕方ない。
夜寝る前に腹筋します!
腹割れ目指します!

マイナス3キロを2ヶ月間でだから、割と無理なく行けると思いますが…。
年末に結果をご報告します!
って言ってしまえば、達成せざるを得ないはずだ!!
物珍しい景色に目を回しながら早歩きで歩道を行き、地図を参考に中華街に至る。
私と連れを出迎えたのは、華々しい門を境に色とりどりの雑多な店と人で溢れかえる、チャイニーズタウン。
妖しげな看板、店員、商品、その間をすり抜け、唯一の目的である肉まん屋を探す。
連れは桃まんと肉まん、私は肉まんだけを買い、集合場所である中華街パーキングを目指した。
バスとそれに群がる高専生を見つけた時は、ほっと胸を撫で下ろした。
座席に深くもたれ、冷めかかった堅い肉まんを頬張る。今度来る時は、別のお店で、お腹が空いているときに買おうと思いながら…。
時間が無いため早く通り過ぎた街だったが、日本にはこんな場所もあるのかと、異次元に迷い込んだ彼のようなエキセントリックな体験ができたのだった。

可笑しくも貴重な時間を過ごした横浜を離れ、バスは海老名サービスエリアへと進む。
サービスエリアでは、家族へのお土産よりもミッフィーのストラップに釣られてなっちゃんを買ってしまった。
帰りのバスの中では、クラスの大半の人たちの希望により、実写版ドラゴンボールが放映されることに…。
A.Roseaは興味が無いので、キャスケットを深く被ってiPodを聴きながら寝入る。
だが、映画が衝撃のラストを迎えたときには、高専生達が大きくどよめき抗議の声を次々に挙げていたため、私も目覚めてテレビ画面を確認せざるを得なくなってしまっていた。
東名高速道路は、集中工事のため、重度の渋滞。
外は暗く、早く着いてくれと誰しもが願っている。自主通学の人は帰宅が遅れてしまうし、寮生は点呼や夜の学園祭に向けての活動があるため、時間の遅れはできるだけ最小にして欲しかったのだ。
東名を抜け、やっと見覚えのある景色が車窓の闇の中に浮かんでくる。
学校の駐車場にバスが入ったのは、帰校予定時刻より30分以上過ぎた時間だった。
荷物を背負い、バスガイドさんと運転手さんにお礼を言ってバスを降りると、冷えた空気と秋の夜の匂いが学生達を包んだ。
短くも濃く、普段の一日の何倍の長さにも感じられた遠足は終わり、私たちは再び日常の世界へと戻って来たのだった。
最初は何がなんだか分からなかったし、対して期待もしていなかったが、だからこそか、貴重な経験、滅多に無い非日常と言う大きな収穫を得ることができたのだと思う。
この研修旅行を計画してくれた、奇なる誰かに、ささやかな感謝を。
横浜、楽しかった。また行ってみたい。

午後は横浜市内観光。私と連れは赤煉瓦倉庫でバスを降り、ワールドポーターズを目指す。
今まで見たことも無いほどの大きさのショッピングモール。居られるのは1時間ばかりだったが、ほぼ全ての店を見て回り、気に入ったものは即購入していた。
しかし、お金持ちの連れに対しA.Roseaは自分用に使える金が2000円ほど。
連れに勧められてチョコレートドリンクとマロンクレープを食べ、ロングネックレスを一個買っておしまいだった。
ほとんど買い物をしない私を気遣って、連れが立て替えてもいいよと言ってくれた、その優しさに感動。
良い思い出ができたことに感謝して、それ以上の買い物はしなかった。
でも、このワールドポータズにはまた来て、今度はじっくりショッピングを楽しみたいという願望が強く残った。

ショッピングモールを出、10月の午後の光が降り注ぐ広場へ。
150年前の建築である赤煉瓦倉庫、近未来的とも言えるほどのみなとみない21のビル群、広々とした雑多なものの無い広場の景色は、地元の田舎町しか知らない私の目を大変驚かせ、楽しませた。
明治初期の西洋趣味に被れたかのような石橋を渡り、横浜市街へと進む。
そこは、とても面白い街だった。
ギリシャ建築の神殿を模したような石の外観を持つ博物館に、フランスの街並から引っ越して来たかのような仰々しいまでの西洋建築、こじんまりした教会が古寂びたまま残されているかと思えば、県庁が入っているのは明治の風刺絵から抜け出したかのような巨大な煉瓦建築。
しかし、道路や標識の在り方は近未来的あるいは北欧のシックな街のように整然としていて、銀杏並木などはここは日本ではないかのような錯覚を起こさせるほ ど上品に立ち並んでいるかと思えば、ハワイの観光写真で見覚えのある色あせたカラフルな看板と、店の軒先に並べられたガラクタかおもちゃのような雑貨が目 を引く。
コンビニは偏在しているし、オフィスが入ってそうなビルも見受けられ、さらにその向こうにはアジアンテイスト一色の横浜中華街が構え、街の印象はがらりと変わるのだ。
古今東西、様々な文化が集められた街。寄せ集めが現代という軸によって整理を求められ、はみ出そうになりながらも共存する一つの世界。
横浜は、そんな不思議な場所だった。