ICUの長い夜

2022年1月某日、手術後のICU


手術室で台の上に寝たところから先は記憶がない。

気づけばざわざわしているICUで起こされたところだった。


起きてすぐ思ったのは息苦しい!だった。とにかく息がしにくくて声がでない。


足のポンプのシューシューという音がやけに耳についた。


そこからICUの長い長い時間が始まった…。


担当看護師さんは新人だったのか、先輩看護師さんから色々教えてもらってる。

ちょっと不安アセアセでもとても手際よくせっせと血栓防止のストッキングを脱ぎ着させ体位交換をしてくれる。左側を下にするととても痛いので、少しずらすだけにしてもらう。


痛みは10でいくつですか?と聞かれるけど、正直どこがどう痛いのかもよくわからないので8くらい??と答えたような…もやもや


その後、だんだんと脇のあたりが痛くて痺れてきた。少し動かすとすごく痛いピリピリ


私が覚えてないだけなのか、看護師さんを呼ぶ術がわからないガーンナースコールもどこにあるのかわからないし、…声もでない。

痛くて苦しいけど我慢するしかなかったうずまき


その後、横を通りかかった看護師さんになんとか掠れた声を出し痛みを訴えて痛み止めをもらう。(明け方近くになってナースコールが腰のあたりにあるのに気づいたガーン


ICUはとにかく賑やかで、看護師さんと患者さんが大声で喋ってる笑い日が暮れて消灯時間になるとその看護師さんが「寝る時間だから寝て!」「ここは病院やで!」「ベッドからおりたらだめ!」と大声で注意してる。耳が遠いのかな?しばらく静かになっても、すぐにまた患者さんはベッドから降りるみたいで、看護師さんと患者さんの大きな声が響き渡る「まだ10分しかたってないから!」「朝までここにいてー」「ここ、病院!!」その繰り返しでうとうとしても数分ごとに目覚めてしまった。この攻防をしているのは一体どんな人だったのだろう…。


隣のベッドの男性はいびきをかいて寝ているzzz


私は痛いから眠れないんだろうと何度か痛み止めをもらった。痛みがおさまっても大声で起こされてしまう魂

時計を見ても針は遅々として進まないカメ長い長い明けない夜…。分娩時を思い出した。あの時も長い夜だったな星空


痛み止めの薬のせいなのか、段々と気持ち悪くなってきて自分でなんとか体勢を変えて吐き気を紛らわすうずまき

そんなことをしてたら、手首に刺してた針の辺りが出血してしまったアセアセ


新人看護師さんがベテラン看護師さんを呼びに行く。出血してる手首の処置をする時に二人の「ひえ〜魂」と言う声が聞こえてきたガーンそんなに酷いことに?その声が怖いわ〜タラー


「手首を曲げたら針のとこが出血するんです」って、知らなかった体が痛いし息苦しいし気持ち悪いし、手首を気にしてるどころじゃなかったえーん


気持ち悪くて何度か吐き、うなってる私に新人看護師さんが「痛み止めじゃなくて、眠剤の方が良かったかな」と聞いてきた。「!!(その通りやん)そうですね…」と答えた。早く気づいてほしかった。もう朝だから遅いけど笑い泣き


やっと朝に晴れ看護師さんが、歯磨きしましょうって預けてた歯ブラシをもってくる。

マジ??うそでしょ何も食べてないし飲んでないし吐き気してるし〜。吐き気してる時に歯磨きありえんバツブルー


ベッドを少したてて、ひーひーと起き上がる私に看護師さんが「歯磨き粉はやめときます?」って、もちろんです!オエってなりつつ歯ブラシをくわえて適当に少し手を動かし、もういいですといって水をもらって口に含む…けど吐き出す場所がない…ので飲んだもぐもぐ

飲んだ瞬間に看護師さんに「飲みました!?」って食い気味に言われる。水分はまだダメだったらしい。吐き出す器を出すのが遅いよ…アセアセ痛いし気持ち悪いし、それどころじゃないから、まあいっかくるくる


まだ病室に戻れないかと聞いたら、戻るのはお昼前らしいアセアセまだまだ時間がある… ICU辛すぎる時計は遅々として進まないカメ


隣のベッドの人は意識がないらしい、けど排便(うんち)して臭いが…看護師さんが数人やってきてカーテンを閉めて消臭スプレーをし始めるけど速効性はないよねガーン


吐き気が増してしまったうずまき

食べてないので吐けるものはなく嗚咽のみ。ICU疲れる…。


やっとお迎えがきた時は嬉しかった笑い泣き沢山お世話になりました!明けない夜はない!


けど、この後もまだ試練は続く…魂

手術当日

2022年1月 手術当日の朝の日記

3日坊主ではなかったけれど

当時書いていた日記はこれが最後

術後が大変だったのかなと今思ううーん

 

いよいよ今日が手術。
昨日の夜はシャワーを浴びて、
傷のない体は見納めだなぁと
そしてずっとここにあった肺ともお別れなんだなぁと
今までありがとうね、
がんさんもサヨナラやねーちゃんと出て行ってね
と声をかける
3.5センチを指でつくってみる
結構大きい…いつも間にか、成長してたんやね
また、レントゲン健診してなかったことを悔やまれる
不安がよせてくる
本当に転移してない?まだ間に合う?
今日、手術。頑張る。

渡された手術着に着替えて、男性看護師さんと歩いて手術室へむかう走る人

エレベーター前にダンナがいて、行ってきます!と手を振るパー


手術室へ入る時に男性看護師さんに「行ってきます!」と言うと笑われたアセアセ


部屋の中に入って『これが手術室か〜キラキラ』と不安よりもワクワク感があったと思う笑指示されるまま手術台に横になり…後のことは覚えていない…。

  2度目の入院〜1日目


2022年1月某日


1ヶ月前の気管支鏡検査以来、2度目の入院病院


前の入院で大体の入院スキル(?)は獲得したつもり(だった…)。入院前のPCR検査のためダンナとは1階の入院受付で別れる。コロナ第6波で面会は禁止。差し入れや着替えは入院階のナースステーションへ届ける。手術直前はエレベーター前で顔を見ることができるらしい。


PCR検査はスムーズに終了。

今回は個室なので、そのまま部屋で自由に過ごせるが、荷物の整理は陰性が確認されてからするカバン


ベッド近くの電源は医療機器で使うので使用しない方がいいらしく、テレビ裏のコンセントに延長コードを差してベッド横に固定するパソコン充電ケーブルなどセット。


スニーカーは2足で、どちらからもすぐ降りれるようにベッドの両側に置いたスニーカー


スマホで待ち時間をすごす。病院のフリーWi-Fiがあるのはありがたかったラブラブ


コロナ陰性が確認されると看護師さんがレンタル品を持ってきて棚に寝衣やタオルを入れてくれ、コップや備品に貼る名前が印字されたシールをくれた(前回より入院期間が長いから?手術するから??


爪が長いから切ってください、と言われる…昨日切ったのにな。巻き爪であまり短く切ると出血してしまうタラーギリ追加で1ミリ切ってみる。


もらった入院スケジュールをすぐみれるように机に貼り付けたパー


院内放送で病院の説明アナウンスが流れてる。リピートで流れてるな…と思ったら、院内放送ではなく向かいの個室のお爺さんがドアを開けたままテレビの音量マックスでチュートリアルを流しっぱなしにしてた笑い(賑やかだけどこちらがドアを閉めたら大丈夫ほっこり )前回はテレビを一度もつけなかったので院内のことが全然わからなかったのね…引き出しの中に入ってた病院案内も前回は気づかなかった魂


手術後はどのような状態か分からないもやもや元気なうちに入院階を散歩して談話室や備品、洗濯室などを把握しておく走る人


談話室に追加料金でごはんをグレードアップ上矢印できるチラシが貼ってある。看護師さんからの説明がなかった情報。


他の方のブログでみたことがあるけれど、私が入院した病院も看護師さんは食事について補足説明をすることはない…。


自分でみつけて聞くしか、その他の情報は得られないシステムらしい。この後も『えアセアセそうなん?』という出来事がいくつかおこる。

看護師さん、忙しいですよね…魂でもちょこっと説明してもらえたらお願い


ごはんを美味しく全部食べ、暑いので暖房を切って、翌朝からの手術に備えてすぐに寝た。ぐっすり眠れたぼけーzzz