会計監査
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株式について

大納会となる29日の東京株式市場では、買い一巡後に伸び悩み商状。シカゴ先物高や、円安・ドル高基調を受け、買いが先行し、平均株価は午前9時44分に1万7281円19銭(前日比56円38銭高)まで上昇した。その後は、高値警戒からの利益確定売りや、年内最終売買日に伴う整理売り、さらに債券先物買い、株価指数先物売りの動きも指摘され、引けにかけ上げ幅を縮小した。
 市場では、「新日鉄の新値追いや、トヨタの初の8000円乗せに象徴されるように新春相場への期待感は根強い」(準大手証券)、「相場の方向性は変わらず、年明けも流動性の高い主力大型株買いが続く」(銀行系投資顧問)、「来年は相場過熱感から序盤もたつく可能性はあるが、今期決算発表と絡め、4月以降は新たな上昇トレンドを形成しよう」(米系証券)などの声が聞かれた。平均株価は終値で前日比1円2銭高の1万7225円83銭とわずかながら4日続伸し、年足では4年連続の陽線となった。東証1部の騰落銘柄数は値上がり693、値下がり813。出来高は9億8470万株。売買代金は1兆591億円。年間ベースでは売買代金が過去最高となり、出来高は歴代2位。東京外国為替市場では、1ドル=119円近辺(前日終値は118円74銭)で取引されている。
 円安・ドル高基調を受け、トヨタが上場来高値を、ホンダは株式分割後の高値をそれぞれ更新。日産自、ダイハツは強含むなど自動車株が堅調。ブリヂス、住友ゴム、浜ゴムなどのタイヤ株も上昇した。アドバンテスが新値追いとなり、エルピーダ、松電産、キヤノン、日立など主力ハイテク株の一角も引き締まった。コマツ、SMC、OSG、新東工などの機械株も高い。個別では、「事業再生計画」に基づく増資および債務免除手続き完了で27日から連騰中の日橋梁が一時ストップ高に買われ、値上がり率トップ。29日付株式新聞1面注目株のタカキュー、保土谷化や、同じく5面「タカさんの必勝指南」で取り上げられた津田駒も上伸。あと、07年3月期連結予想で赤字幅縮小のインボイスや、ワコム、シロキ、明治海なども買われた。
 半面、JFE、住金、神戸鋼、東製鉄、大和工、丸一管など鉄鋼株が利益確定売りに値を下げた。中で欧州経由の長期資金流入が観測された新日鉄は出来高トップとなり、連日で年初来高値を更新。JR東海、JR西日本、JR東日本、東急、小田急などの電鉄株がさえず、三菱倉、住友倉、三井倉などの倉庫株も甘い。石油資源、国際帝石などの資源開発株や、出光興産、AOCHDなどの石油株も安い。ソフトバンク、ヤフーも停滞した。個別では、07年2月期連結業績予想を下方修正した鈴丹が年初来安値を更新し、値下がり率トップ。DJホールD、山水電、NIS、ネットマーク、第一パンなども売られた。