RIZIN.21 浜松アリーナ 2020年2月22日(土) 開場12:00/オープニングマッチ13:00/開始14:00
RIZIN.21を観に行ってきました!
なんとなんと初の静岡上陸の、浜松アリーナ大会です。
ただ今回は、正直なところ、カードラインナップが物足りず…。
ほんとに申し訳ないけど期待値の低い大会でありました(>_<)
カード発表前とかは、初の浜松だから行き方は、とか、当日のスケジュールとか、
会場から駅までの帰りのアシとか、いろいろ調べて、新幹線どころかタクシー予約とかまで手配して、
嫁SURFが「帰り遅いなら連休だし実家に帰って友達に会ってくる」と子供たちを連れて実家に行く
段取りまで組んでくれて、などなど、RIZINの会場観戦に万全の状態を整えたんですけど(笑)
蓋開けてみたらこのラインナップ…マジですか、と。
いや、金原の久々のMMAがビクターヘンリーとか、井上直樹がガーダムとやるとか、
ムサエフの同門が初参戦とか、観たいなあと思うカードはあったけど、いかんせん、
RIZIN常連とか、そういう選手が少なすぎて、なんでSRS席買ったんだろ…とか思ってしまっていました。
ワクワク感はRIZINで一番低かったかも…。
まあそんなわけで、テンション上がらないまま「ひかり」に乗って浜松へ。
昼前に到着して、観戦仲間が「浜松だからウナギ」と言うので駅近くの店に入りました。
おいしくて、お高いうな重を胃袋に放り込む☆
今回はアリーナ直通のシャトルバスがあって、運よくすぐ乗れましたが、乗客が少なくて、
一般客は自分たちだけなんじゃないか(笑)なんて思いながら会場着。
会場は普通の市民体育館ですね。愛知県体育館とか、神戸のワールド記念ホールとかと同じくらい。
すでに屋台とかも出ててお客さんも意外と(失礼)いましたね(笑)
場内は、というと、なんか入口が2階で、アリーナ席は1階に降りるんですが、動線が狭くて(苦笑)
それだけでも「地方か~」とまたテンション下がり気味になってたんですけど、
自分の席周辺もなんか酷かった…
普通のパイプ椅子なんですけど細いタイプで、くっついてるから隣とギチギチ。前との間隔も狭い。
通路がなんか変?通路に椅子がはみ出ているところがあって、動線がおかしい。
リング正面の席だけど、段差がないから前の人の後頭部を主に見るという(苦笑)
前後でイスの位置をちょっとずらせないもんかね…高望み?
前から言ってるけど、アリーナ席の居住性?をもっと改善した方が良いと思いますよ榊原さん。
トイレも大混雑だし整理する係員もいないし。せっかく会場に来てるわけだから、リピーター作らないと!
今のままではリピーターは作れません(ハッキリ)
文句はこんなところにしましょうか。スイマセン。
それでは各試合の雑感をどうぞ☆(ネタバレ注意!)
※注:内容はあくまで素人の個人的な意見、主観です。ご了承ください。
※注:左が赤コーナー、右が青コーナーの選手です。
※オープニングマッチ3試合は割愛します。あしからず。
オープニング
特に可もなく不可もなく。
第1試合 -57㎏ キックルール 〇竹内賢一vs直也× 判定3-0
直也選手はRIZIN連敗ですがこの試合はまあ良かったかな。3Rに後がなくて前に出続けたので
判定にしたくないというのは伝わってきました。第1試合の意味を分かっていたかと。
竹内選手は年の割にうまかったけどダウン後にもっとうまく攻められればという印象。
第2試合 -120㎏ キックルール 〇実方宏介vs酒井リョウ× 1R KO
日本人ヘビーのキックということでなかなかRIZINでは見られない試合でしたが、
大味な試合でしたね。ヘビーでも体重差あったし。和田レフェリーの、ダウン後の続行の判断は
どうするのかなと思っていましたが、続行させたものの、2度目にダウンするまで酒井選手の顔しか
見ていなかったですね…。
第3試合 -66㎏ 〇ヴガール・ケラモフvsカイル・アグォン× 判定3-0
ヴガールがどんな実力なのかちょっと楽しみだった試合です。序盤は良かったんですが、
アグォンがうまくペースを握らせずに進めたので判定になりました。
場内の印象は良くなかったかもしれませんが二人とも今後も参戦して良いと思っています。
第4試合 -61㎏ ×トレント・ガーダムvs井上直樹〇 判定
ガーダムはビクター・ヘンリーに負けてはいますが動きはとても良かったし、
この試合自体も負けましたが良い選手だと思います。井上選手は準備してきたことが
けっこうできていたんじゃないかと感じる内容だったかなと。二人とも22歳なんですよね。
これからも楽しみな選手です。
第5試合 柔術エキシビションイリミネーションマッチ
〇ホベルト・サトシ・ソウザvs中井祐樹・エジソン籠原・重水浩次・品川祐・木村由菜×
こういうエキシビションは地方ならでは?サトシ出るなら普通の試合見たかったという人も多いと
思いますが、まあこれはこれでね。そういえば中井先生がリングで試合するの見たのは初めてだ…。
ちょっと感慨深い(笑)
試合は、実力差がありすぎて柔術の面白さを伝えるのは逆に難しかったんじゃないかと(^_^;)
すごく強い相手に一本勝ちしてしまうバケモンがサトシですからね…。
このリングに芸人が上がるのはどうこうと賛否あるかもですが、大砂嵐vsサップやってるし
まあ気にしないで、と(笑)
第6試合 -61㎏ 〇金太郎vs加藤ケンジ× 1R TKO(リアネイキッドチョーク)
会場人気けっこうありましたね。アウトサイダーのイキオイがあります。
金太郎選手は誰と絡んでも「見れる」試合をしてくれそう。敢えてファン目線の厳しいことを言うと、
五味選手はこういう状況のこういう試合なら極めずにKOします。試合後のコメントも含め、
もっとヤンチャしていいのではないかと。ぶっ飛んだ格闘家は魅力的ですからね。
-ムサエフ&ケイプ挨拶-
ムサエフはまだRIZINでやってくれるんでしょうか(^^;)
ケイプも来たけど、扇久保とタイトルマッチの発表するのかと思ったんだけどなー。
-休憩約20分-
この時点で16:40くらい。進行はけっこう早い方ですね。
第7試合 -79㎏ 〇マルコス・ヨシオ・ソウザvsファルコ・ネト× 1R TKO
やっぱ柔術が凄すぎるとグラウンドで打撃を打つ選択肢も効きますね。
スタンド打撃もグラウンド打撃も大雑把でうまいとは言えないけど(苦笑)、グラウンドの展開になって
スイープする技術はさすがで、そこでネトは寝技を警戒しすぎたのか、強めのパウンドがどんどん
来るのは予想外だったんじゃないでしょうか。そこで対応が遅れたのが致命傷になったと。
個人的には寝技の展開も見たかったけど、今回はこれで良かったと思います。
あ、兄弟で毎回泣かないで(笑)
第8試合 -120㎏ 〇ロッキー・マルティネスvs関根“シュレック”秀樹× 1R TKO
うーん、ちょっと期待外れだったかなー。当然と言えば当然だけど。
シュレック選手は組技が強いから、もう少しスタンドがどうにかならないと、それを活かせません。
盛り上げようとする姿勢などは良いと思うし、でもプロレスの方が向いている気がします。
第9試合 -61㎏ 〇ビクター・ヘンリーvs金原正徳× 2R TKO
個人的メインカード。「戦極時代からの刺客、いざ!」の煽りは良かったな~。
確かに裏・最強候補であることは間違いないでしょうね。久々の試合でも、金ちゃんなら
ヘンリー相手でもうまく判定勝ちしそうである期待は間違いなくありました。
1Rを見てもうまさ半端ない。これ打撃さえ気を付けていればこのまま行けるな、と思った矢先の被弾。
うーん、ちょっと早いような気もしたし、金ちゃん自身も試合後は納得いかないような感じでレフェリーと
話していましたけど…。でもたぶんあのまま続けてもさらに被弾して身体が危なかったことを考えると
仕方なかったかな…。
帰りの新幹線で、金原引退の記事を見て愕然…。うーん、まだまだできるはずなんでしょうが
格闘家がモチベーション切れたら、ほんとに引くしかないしね…。
たまアリとか、なんかもっと多くの人が観る場所で、しかるべき相手と引退試合をして欲しかったな。
お疲れさまでしたm(_ _)m
第10試合 -68㎏ 〇朝倉未来vsダニエル・サラス× 2R KO
サラスは悪い選手じゃないけど1Rで手持ちを出し尽くした感がありましたね。スイッチしまくったり。
2R以降は引き出しなかったんじゃないかな。その中でタイミング把握されて強いミドル蹴られて、
「あ、これハイ狙ってるな」って感じたところでほんとにハイキックが当たって。
なんとなくハイ来るのわかりそうなもんなんですけどねえ(苦笑)
そうそう、いつも朝倉選手の発言に「ん?」と思うところ、なんかちょっとそれは違うような、
と感じるところがあるんですけど、試合後にパウンドで決まってレフェリーに止められる前に
打ち終えたことを聞かれて、「レフェリーより判断が早かった」っていってたけど、これは無いですね。
無知なファンが信じちゃうからやめてあげてね。
-朴さん劇場-
これ、意外と賛否両論あるんですね。別で記事書こうかな。
ざっくり言うと、この挑発とかの流れとかを「素直に受けすぎない」ことですよ。
こういうのは、こういうものの「楽しみ方」ってのがあってね。
朴は朝倉ファンから批判くるの承知で嫌われ役をやっただけ。
そこは素直に「失礼だろ」とかそういうことじゃなくて、「引退させてやるからおまえこそ練習しとけ」
って言い返すくらいでいいのよ。それが「楽しみ方」なんですね。
朴とかクレイジービー側からすると「よく言った!やったれ!」て負けられないし、
これは本当にお互いに盛り上がれるのよ。
今の若いファン達からしたら、もしかしたら理解できないのかもしれないけど、
格闘技を楽しむという意味で好意的に受け取ってほしいところです。
-大会後-
大会終了後に会場を出たのがだいたい18:30くらい。
実は大会終了時刻とか、いろいろ考えて終電のひかり21:59発の切符を取っていて(笑)
時間があるしどうしようかな、タクシーの予約も21:00だし、で、友人と考えて、
タクシーはキャンセルして徒歩で友人と大会の感想やら話しながら浜松駅まで(笑)
ゆっくり歩いて50分くらいかな。それでも19:30くらい。
まだ2時間あるので、餃子屋さんで緊急飲み会(笑)うん、でもこれはこれで楽しかった(笑)
-大会総括-
期待値が低かった割に良かったな、と思いたいんですけど(笑)
それでもやっぱりラインナップにはDEEP感あったし、そこは今後の改善点ということで
ファンとしてはっきり言っていこうと思います。
最後に楽しく飲んで終わったので、なんかまあ良かったかな感があったのが救いで。
ひとまず、ラインナップや居住性を考えると今後SRS席はちょっと手が出にくくなったというのが
正直なところですね。会場には行きますよ!
★今回の支出コーナー
〇チケット(SRS席)…約¥25,000
〇交通費(新幹線含む)…約¥18,000
〇食費(昼+飲み)…約¥5,500
〇グッズ購入(パンフレット)…¥2,000
〇お土産…約¥1,000
〇スカパーPPV…約¥3,300
◎合計 約¥53,800 むー。。。
☆帰りに飲んだ餃子屋さんが、飲み屋じゃなくて定食屋さんだったからか、少ないつまみと
ビールだけ飲んで、それでも満足したら意外と安くて、ああこういう飲みもいいんだな、と
サラリーマン的に思ったという収穫のあった今日この頃。なんのこっちゃ。