母が亡くなってすでに1年過ぎたのにまだ母の遺品の片付けで奔走しています

本来なら娘がやるのでしょうがあんな感じなので結局嫁の私がやることになりました

ましてや娘の彼女は全く裁縫に興味なし。きっと付喪神たちも私を選んだんだなって思う

とはいえ縫い物や手遊びが好きだった母の残したものは全て材料と着物

60代で袋物に凝ってついには黒の革バッグを平気で作るくらいのプロ級

50代でお習字を習えば日展に出すほどのレベル

でも一番彼女が好きだったのは着物だった

 

この家にある母の遺品はなんとか処分したり私も母の指導で縫い物が好きになったので使える布は全て箱詰めにして於いておくつもりだ

袋物は金具から革まであらゆるものがある。これをどうする?

それでも昨年12月にやっとケリが付いたと思っていた矢先まさかのマンション

父の10年にも及ぶ介護の中でも縫い物をしていた。ときにそれはブローチを作ったり、紙細工にハマったり、ありとあらゆる趣味の材料たちがマンションにあった

と言ってもブローチはね。紙細工も今ひとつ私は興味がないのでそれはごめんなさいm(_ _)mといって処分

そして出てきたのは1竿の桐ダンス

今日はそのタンスを家に持って帰る作業をしました

3つに分かれるのですがキャリーで運ぶのです。

本来ならトラックでも借りるのでしょうが、そうなると息子に頼むしかないし、主人には頼みたくないのでそこは人力

2日に分けて1キロの道をゴロゴロと運びます

1日目2往復して3回目は断念

だって足が笑っているwwwww

とにかく坂の多い地域なので半端なく足に来ました

2日雨のお陰でやっと復活。今日晴れたのを機に最後の一つを持ってきました

その前にボロいタンスを出す作業

その中にも着物はあります

最後は一番下の一番でかい段でゆっくり無理せず運び切りましたよ パチパチパチパチ

 

タンスは分解して燃えるゴミに出します

トンカチで分解

なれると15分でバラバラになります

それを5回に分けて出します

 

着物は彼女が若い頃から凝っていたのでそれも処分にはいかない

今はどこも着物は数百円でしか受け取らないって

だったら別に作ればいいさ

もったいない

反物も最近こたつカバーで2反使った

最後まで付き合うさ

 

お嫁に来た時裁縫が大嫌いな私に教えてくれたのは母だった

布の使い方、糸の使い方、図り方

思えばすごい人だと思う

一緒に布を買いに行くと手で握るだけで「あ、これは絹50%入ってるね」と材質を見極めていた

 

思えば私は核家族だったので祖母との接触はなく、40以上年上の母がある意味祖母みたいな存在だったかもしれない

離婚したいとおもっても母から離れるのが嫌さで我慢したこともある

しみじみ母の思い出を生地を通して感じる毎日です

午前は整体、午後は生地との格闘、夜はブログやセミナーのメール返信に明け暮れる

のんびりした毎日です

今年と来年は大変な年だとのこと

こんなにのんびりでいいのかな?wwwwww

嵐の前の静けさだったりしてwww