
元日は
ウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートをテレビで楽しみました。
昨年行った楽友協会ホールを懐かしく思い、
また、指揮メストさんの艶やかな笑顔と品のある指揮による演奏を楽しみました。
今日は
ウィーンフォルクスオーパー交響楽団のニューイヤーコンサートに行きました


場所はサントリーホール。
サントリーホールはクラシックコンサート専用ホールだけあって、すべてが素敵です

ホワイエ(ロビー)やクロークは広くはないですがゆったりとした雰囲気で、
そしてヴィンヤード(ブドウ畑)形式の客席は、ドイツのホールを参考にしていて、カラヤンの助言も受けているそうです。
どおりでベルリンフィルハーモニーと似ているわけです。
コンサートはオーケストラの演奏のほかに、オペレッタやポルカも楽しめる構成です。
1994年から毎年行われているこの公演にフォルクスオーパーも余裕が感じられ、
また、楽団の名誉指揮者であるルドルフ・ビーブルさんもかわいらしいおじいちゃまという感じで
とても親しみがもてました。
そして、
公演プログラムのほかにオペレッタの歌詞対訳を頂けます。
この歌詞対訳を見ながらオペレッタを聴くのは新鮮でした。
内容はウィーンを讃美するもので言葉もシンプル。
「愛:リーベ」、「女性:フラウ」、「美しい:ショーン」「私の:マイン」「ウィーン:ヴィーン」・・これだけ聞き取れれば大丈夫。
対訳に頼らずとも歌詞だけで曲や歌を身近に感じとれて、感情もぐっと入りやすくなります。
なかでもジーツィンスキーの「ウィーン、わが夢の街」、カールマン「ウィーンによろしく」は
始まりがもう「美しいウィーン」そのもので旅行中のウィーンの街が心に浮かび、感極まるものでした。
写真は「ウィーン、わが夢の街」の3番です。パンフレットにもありましたが、「死」を軽くユーモラスに捉えているのが興味深かったです。
素敵だったので対訳(田辺秀樹さん)を載せます。
否が応でもいつか
なるべく遅くがいいけれど
私もこの世を 去らなければならない
そのときは 恋とも
酒とも お別れだ
この世のすべては 過ぎていくんだからな
でもそのときは いいだろうな
歩いていかなくていいんだ
天国へは 飛んでいけばいい
天国で腰をおろして
ウィーンを見下ろすんだ
シュテファン寺院の塔が 挨拶してくれるだろう
そのとき私には 遠くから歌が聞こえてくるだろう
響き 歌い 誘い そして引き寄せるあの歌が
ウィーン ウィーン おまえだけは
変わることなく わが夢の街であってくれ
古い家々が立ち並ぶ街
かわいらしい娘たちが行き交う街
私が幸福に 有頂天になれる街
それはウィーン それはウィーン 私のウィーン(mein Wien)!
(旅行中訪れたシュテファン寺院)

最後はヨハン・シュトラウスⅡ「美しき青きドナウ」。
聴きながらクルーズを思い出し・・幸せな時間でした

そして、アンコールは・・・もちろん「ラデツキー行進曲」!
手拍子で会場がひとつになりました!
本当に来てよかったと思いました。
「私たちには音楽が必要」と互いに思えるものでした。
年末の第九とともに新年のコンサートも私たちの定番となるでしょう。
帰宅途中に小澤征爾さんをお見かけしたのですが
おろおろしている間に離れ離れに・・
握手してもらえばよかった・・!!
はぁ、今年の初悔やみです

というわけで
小澤征爾さんバージョンのラデツキー行進曲です


















