書評第2弾は"嫌われる勇気"にしました。
タイトルからしてなかなか手強そうな本ですが一応最後まで読みました。
ベストセラーになっているようなので内容に期待して読み始めました。
感想としては、なかなか良かったです。
青年と哲人の二人の対話形式で進んでいく作品で、序盤は哲人の話が退屈であまり心に響く言葉もなかったですが、
"「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない " の章からだんだんおもしろくなってきました。
「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります」というところからです。
私はこの言葉はつまり、自分の軸を持たずに人の言うことばかり聞いていたらそれは自分の人生を生きていることではない、と捉えました。
今まで人の顔色ばかりうかがって(人の意見に従って)生きてきましたが、最近それをやめようと決心したところだったので、その意志を再確認させてくれた文章でした。
でもその反面、トラウマというものはあると思いますし、「いまの自分は必要に迫られていまの自分でいるのだ」と思ったので、そんなに簡単に変われるのかな?と思ってしまいました。
しかし実践してみる価値のある考えはふんだんに盛り込まれていますし、
「私自身これまでの人生をどう振り返ってもなぜ自分がいまここにいるのかうまく説明がつきません」という一文が出てきますが、
そんな風に人生を生きて行きたいなとも思いました。
最後は勇気づけられる終わり方でしたね。
共感するところ共感できないところはありましたが、良い本だと思いました。