みなさん、こんにちは。
助産師コブチです。
わたしは期間限定で
助産師学校の実習指導教員をやっているのですが、
わたしの勤務している病院は
学生を受け入れているので
看護学生さんが実習に来ます。
外来勤務だった先日、
「コブチさん、お忙しいところすみません!
看護学生の●●です!
行動計画を発表させていただきたいのですが、
今お時間よろしいでしょうかっっ」
と声がかかりました。
わたしが看護学生だったときは
敷地内にある大学の附属病院に通っていたのですが、
指導者が本当に恐ろしくて常に萎縮状態。
同じグループの子たちと
どのタイミングでどのように声をかければいいのか、
シミュレーションを重ねた後
声をかけに行ったほど。笑
萎縮しまくった結果、
話すべきことを話せなかったり
緊張で普段できている手技ができなかったり
全くいいことがなかった記憶。
萎縮させても、お互い何のメリットもなければ
そのような指導はナンセンスだと思っているので、
「そんな緊張しないの~」と
行動計画を聞いたのだけれど・・・
助産師学生とちがって看護学生なので、
母性看護に興味がない子がいたり、
男子もいるから
いかに興味を持たせるか
いかに知識を伝えてあげるかを
少し意識しながら関わっています。
どの領域の看護学実習にも言えるけど、
みんな知識はあるのに
それをアセスメントに活かしきれていないんです。
アセスメントがぶつ切りで
線と線で繋げられていない。
もちろん学習不足もあるのも然り・・・。
でも、こことここを勉強してごらんと伝えた上で
言ってくれたアセスメントを
線で繋ぐ作業を一緒にすると、
「あ!そっか!!」とわかるようになるんです。
ましてや母性看護学実習は
問題解決思考型ではなく
ウェルネス思考で考えるからより難しい。
問題解決型であれば
●●が問題→ここを支援、ケアしようだけれど
ウェルネス思考型では
正常なものをより良くするにはどうしたら良いかという視点。
看護学生さんもそうだけれど、
助産師学生さんでもまぁまぁ苦戦するところ。
だからわたしたち助産師は
一緒に考えてウェルネス思考ってなんぞや~というのを
伝えなくちゃいけないんですね。
そのわかった瞬間とか
伝えているときの真剣な表情を見るのが
大好きなわたし。
やっぱり「教える」って最高だな♡
看護学生向けに母性看護の何かを
教える、伝えるに携わることも
いいのではないかと最近ふつふつ思っています。
と、ここで話しておくことにして。
偉そうにいろいろ言っているけれど、
昨年実家から引っ越すときに
看護学生時代の記録が大量に出てきたけど、
そのときの記録を今見て、
よくこれで合格点くれたなっていうくらい、
日々録は日記だし、
アセスメント記録もわけわからんことを書いていて・・・
まぁ、こんな人でも助産師になれて、
実習指導の先生やっているんだから
みんななんとかなりますから、安心してください。笑
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