脳からの指令は神経を介して、

体のさまざまな部位に伝わります

伝わることで

私たちは体を思ったとおりに動かすことができます

この脳からの指令を全身に伝える神経を運動神経といいます

反対に、全身で起こっていることを

脳が把握できるように

働く神経もあって

例えば、視神経や嗅神経などのような

いわゆる知覚神経というものがあります

 

これらは私たちが意識できる神経ですが

実は

私たちが気がつかない間に

情報の伝達に働く神経があります

それが自律神経です

主に内臓を動かすための神経なので

内臓の神経とも言いますが

脳からの指令を内臓に伝える神経なので

運動神経の仲間と考えることもできます

ただ動かそうという意識は全くなく

知らぬ間に脳が指令を出してくれている神経です

 

この便利な自律神経が上手く伝達機能を果たせなくなると

内臓の働きに支障が起こります

様々な内臓に支障が起こるのです

胃腸の具合が悪くなる人

尿などの排泄に問題が起こる人

汗の調節が上手くいかなくなる人

心臓や血管の動きに支障が出て血圧に影響が出る人

本当に様々な部位に問題が起きて

人によって、タイミングによって

どこに問題が起こるかが様々なので

これを不定愁訴と言ったりします

 

どのような時に

この自律神経に問題が起こるかというと

睡眠不足だったり

生活が不規則だったり

栄養に偏りがみられたり

運動不足だったり

ストレスを抱えていたり

仕事が忙しかったり

これもまた様々なケースで問題が起こります

 

つまり、、

自律神経に問題が生じた時に

多くの人が

仕事のせい、人間関係のせいと

でもどうにもならない…と

袋小路に入ってしまうことを

よくみかけますが

解決できないところに焦点を当てすぎず

まずはできるところ

よく寝てよく食べ適度に運動して

なるべく規則正しい生活を心がける

できることから改善することで

ずいぶん良い方向に向かうものだと思います

 

袋小路に入ってしまった時に

気持ちを切り替えるためには

気分転換も大切です

 

もちろん私がオススメする気分転換は

好きな香りを楽しむ

イヌとゆっくり遊ぶ です

 

もちろん、香りが苦手な人は

美味しいものを食べる、

好きな音楽を聴くで

もちろんOKです。

イヌが苦手な人は大好きな人と過ごす

1人でのんびりする

植物を育てる

などでOKです