この季節、たくさんのお花の香りが楽しめますが
ローズの香りに触れると
その透明感、清らかさ(浄化力とでも言うのでしょうか)に
他のお花にはない魅力が感じられます
その分、ローズを調香するときには
気合いが入ります
基本的には、脇役ではなく
主役で用いることが多い香りですが
気をつけることは
その香りを生かす
その香りをさらに良いものにする
と言うことです
自然のままで
これだけいい香りなのに
調香することで
その魅力を減じてしまわないように注意します
そのためにトップノートに強烈な香りをのせたり
ローズの香りを減じてしまう可能性のある香りは
使わないという選択もありますし
その量や、合わせ方に注意する必要があります
お香でいう
沈香の調合と似ています
混ぜ合わせるのって
確かに自由なんですけど
色も
いくら綺麗な色同士だからって
何も考えずに混ぜると
黒になってしまうことがありますよね
黒になるのではなく
その色をもっと魅力的にする必要があります
香りも同様なんだと思います
どうやってローズや沈香の香りを生かすのか。。
これ難しいです
そのために地道にやることと言えば
様々なローズや沈香の香りを嗅ぐことです
沈香もその木によって香りに特徴があります
ローズもお花ごとに少しずつ香りが異なります
それをとにかくたくさん聞いていくうちに
甘さだったり、深さだったり
酸味だったり、辛みだったり
自分の好きな特徴がわかるようになってきます
まずはそれを再現するところから練習が始まります
ちょっと酸味が欲しいからこの香料を足してみよう。。。
そんな風に調香、調合していきます
そしてこれを正確に実現するためには
主原料であるローズや沈香の香りを
様々な特徴を感じながら嗅ぎまくるに加えて
合わせる他の香料や香原料の香りの特徴を知る
ということが必要になります
簡単に書いていますが
これが難しい。。。
そしてだから楽しいとも言えます
何年やっても新しい発見や気づきがあって
終わりがありません
と考えつつ、
今日はローズの調香をしました
ローズオットーとアブソリュートに
少しグリーン感も加えたかったので
ブルーロータスも入れ
その他は、
これをさらに発たせたり
安定保香するために
数種類の精油を入れました
少し熟成させないとわかりませんが
今のところは
まずまずイメージどおりにすすんでいます
