30代までは、無理がきいたけど、なぜだかやる気が出ない。

そんな時、多くの女性は
「わたし怠けてるんじゃないかしら?」 
って自分を責めるんですね。

やる気が起きないだけでなく、
「記憶があいまい」になったり
「ちょっとしたことで不安定」になったり。
自分だけではなく、
家族や職場の方に迷惑をかけてしまうことも、少しずつ出てきます。
その結果、
ご主人や職場の方から、非難を浴びてしまったり。
そんなことがあるとさらに、自信を無くして外出できなくなる。
そんな40代の女性が増えています。

また、
会社で、機嫌の悪い女性社員に対して
「あの人更年期よね」
とか、
子供たちの学校の女性教師に対して
「あの先生のヒステリーは更年期なのよ」
と陰口をきいたことがありませんか?
でも、言っている本人は
「更年期」
がどんなものなのか、知らずに言っていることがほとんどです。
みんな、いずれは来る道なのにね。

閉経前後の10年間の時期を「更年期」と言い、
その間に見られる身体や精神の不調を更年期障害や更年期症状と言っています。

更年期になると、卵巣の機能が低下し女性ホルモンの分泌が減少し、
この女性ホルモンの減少によって、
今までには無かった身体の不調が出てくるのです。

このカラダの原理って、社会全体からみると実はあまり知られていません。



1986年「男女雇用機会均等法」が整えられ、
多くの女性が社会に進出してきました。
今は、そのころに就職した(現にわたくしがその一人)女性が、
「更年期」
に差し掛かる時代。
多くの更年期世代の女性が
「私のからだ、どうかしちゃったんじゃないかしら」
「まさか更年期じゃないわよね」
「仕事に支障が出るほど調子が悪い…」
と思いながらも、
どうすることもできず、
毎日お仕事や家事を頑張っています。


私は、大手企業の管理職の秘書を経験しながら、
彼らがそんな不安定な心身の状態にある40代の女性の扱いに
かなり手こずっているのを目のあたりにしてきました。

女性を多く抱える企業では、
まずは管理職の方々が、皆さん一様に
「更年期がどんなものなのか」
を知り、社内の体制を変えることが、
女性が安心して仕事をする職場を作り、
無駄な労力を使わず仕事の効率を上げる
第一歩であると考えます。

社会の中で、いつまでも元気で若々しく生活していくためには、
もちろん、本人の若い時からのカラダの調整が一番。

でも、それに加えて
「社会の理解」
も必要だと思っています。

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