戦後少女マンガ史 (ちくま文庫)/米沢 嘉博
¥924
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いつものように某書店をふらふらしていたら
「ぎょぎょっこれはっ」 思わず懐かしく購入した

著者米沢嘉博さんは約30年にわたり
コミケ(コミックマーケット)の代表を務め
2007年10月に急逝、
多くのファンが涙し話題になった
この本はその米沢さんの伝説のデビュー作

第一章 少女マンガ前史
第二章 少女マンガ幼年期の始まり
第三章 密室の構築
第四章 生活の中の少女群像!
第五章 おしゃれとラブの時代
第六章 少女マンガの完成に向けて
第七章 少女マンガ黄金時代
第八章 モブシーンの開幕
第九章 限りなく今


大体自分が少女マンガを読む時代になったのは
この章で言うと第七章少女マンガ黄金時代からで
この文庫を半分読んだ所にあたるあはは…

少女マンガ黄金時代
いい時代に生まれたものです
いま思えば
本当に良い作品が多かった


高橋真琴の絵や水野英子のファイヤーは
読んだ記憶が無く笑
水野英子やわたなべまさこは絵が苦手だった


だから後の佐々木丸美の原作の漫画
恋愛今昔物語のコミック本は買わなくて
後に臍を咬んだものだったが…

小学生の時はりぼんをよく読み
中学生の時は少女コミックとマーガレットを読んでいた


集英社の雑誌、りぼんやマーガレットでは
田渕由美子、陸奥A子、大矢ちき、
田中雅子、木原敏江


そうそう木原敏江はのちに
秋田書店の雑誌プリンセスで
「アンジェリク」を連載していた時は
胸をときめかして読んでいたもだった
他に新撰組を題材にした「天まで上がれ」
そして「摩利と新吾」
少年たちが光り輝いていたね、あの時代

西谷祥子の、とあるマンガを読んで
あまりにも敵方の女の子が憎らしくて
それ以後彼女の作品は読まなくなったり笑


一条ゆかりの「砂の城」は面白いけれど
やはり敵方の女の人にムカッ


「キャンディキャンディ」も
名前忘れたがテリィの相手の女優に
イライラししながら読んだ


そんなマンガたちも有りました


こう言う時案外作者は思惑通りと
喜ぶのかも知れないけれどね


今こういうマンガを
昼ドラにするとすごく視聴率
上がるんだろうなかお

小学館の雑誌、少女コミックでは
上原きみこのマンガが好きだった


「ロリイの青春」「カプリの真珠」「炎のロマンス」
少女コミックの発売日が待ち遠しく
巻頭カラーで始まるときには、
もうページを捲る手が震えたものだ


萩尾望都の「ポーの一族」や
竹宮恵子の「風と木の詩」
岸裕子の玉三郎シリーズ
倉多江美の「ぼさつ日記」、
名香智子の美女姫シリーズ・・・


こうしてみると講談社系のマンガは
あまり好きではなかったのかも


大和和紀の「はいからさんが通る」は
私が初めて自分で買ったコミック本 マンガ
あとセブンティーンやプチセブン系列は
あまり読んでいなかったな


だんだん年取っていくと
プリンセスや花とゆめに雑誌は移っていった


三原順「はみだしっこシリーズ」
山田ミネコ「ハルマゲドンシリーズ」や中山星香
森川久美、山岸涼子の「妖精王」「アラベスク」


青池保子の「イブの息子たち」は最高~萌
花郁悠紀子なぞは
本当に大人になってからハマりました。
リアルにハマりたかったと臍を咬んだり


夭折された才ある漫画家
花郁悠紀子にしろ三原順にしろ
もっと作品読んでみたかった、と思う次第

時を同じくして少女小説・SF小説にもハマる
集英社のコバルトブックシリーズや
小説ジュニア、秋元文庫

そうして待望の笑
「コミックJUN」後の「JUNE」、小説ジュネ
少年愛を中心とした雑誌が衝撃のデビューを飾る


ううっ、第一次少年愛ブームでしょうか、
今となってはボーイズラブと名称も変り
当時とはなんだか
崇高さがちがうのではないかと言うのが
個人的意見であるが


なんだかんだと、懐かしい香りのする本
思わず完読
面白かった



ペタしてね

作家佐藤愛子と言えば昔はエッセイが大好きで
よくそれらに出てくる娘が羨ましかったのを覚えている

がしかし「私の遺言」を読んで驚いたものだった

私の遺言 (新潮文庫)/佐藤 愛子
¥500
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北海道に山荘を建てたものの
屋根の上の足音、ラップ音
家具の移動をともなう様々な超常現象
激しい頭痛
あらゆる霊能者に相談してその原因を探り
やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁
浄化のための30年に及ぶ
苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ


うむむむ
これはスゴイ、凄過ぎる
こんな事が世の中あるのである

そんなこんなで最近は
すっかりスピリチュアルな人となった
佐藤愛子だが「冥途のお客」では
内容はある意味すごいのだが
佐藤愛子の筆に掛かると
霊現象も面白おかしく思えるから不思議だ

いや体験は面白くは無く
やはり恐ろしく、不可解で、辛く
何度涙を流したか知れないだろう
それでも諦めずすべてを受け容れ
生きる(前進する)と言う事に
向っているような気がする
だから可笑しく読めて
しまったりもするではないか


この本の中に出てくる
作家中山あい子のノホホンぶりも面白い
これはある意味霊媒体質者の集う本かも
まるで加門七海・若竹七海・高野宣李を
思い出す(マレー半島すちゃらか紀行・新潮文庫)

作家遠藤周作があの世から
佐藤愛子宅へいらした話は
他の本でも読んだけれど思わず笑える
約束を果たしに入らしたとは
さすが狐狸庵センセイである


この本を読むと
なにも霊現象だけではなく
人生どこかで挫けそうになったとき
しっかりと自分の足で立ち、生きよう!と
思えるから不思議だ



いやこの本
そういうメッセージの本なのかも知れない





冥途のお客 (文春文庫)/佐藤 愛子
¥510
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マレー半島すちゃらか紀行 (新潮文庫)/若竹 七海
¥500
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ペタしてね

山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)/山白 朝子
¥1,554
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山白朝子短篇集読んだ
初の単行本化だそうです

 
怪談専門誌”幽”の連載で話題の大型新人
怪談専門誌”幽”に連載された6篇の怪談短編に
書き下ろし作品を加えた愛と哀しみの短編集


幻想的な異界への境界と
親と子を描いた叙情的な物語は
怪談ファンのみならず
幅広い読者の支持を得ているようだ
装丁は祖父江慎

なんとも切ないと言うか
もともと短編集は苦手な方なんだけど
一遍一遍長編を読んだような厚みがありました
けっこうずしりとしていて、でも切なく哀しい


ゾッとするときもあり何だか能を見ているような場面も
そして、まんが日本昔話や
コミック『蟲師』にも通ずるような雰囲気

「黄金工場」
「鳥とファフロッキーズ現象について」
「死者のための音楽」
には、唸されました。
「黄金工場」ではラストに、そう来たかびっくり!!
「鳥とファフロッキーズ現象について」では
鳥さんの健気さに涙ぽろり
最後の「死者のための音楽」は
知らないうちに涙が滲んでましたね


山白朝子って乙一なの!?
ダ・ヴィンチに豊崎由美さんの談話が載っていましたが


有名作家の覆面という噂があり
作家乙一(おつ いち)説が


果たして真実やいかに …
ちゅーかここまで乙一説が流れていれば
乙一なんだろうなぁ笑
そう言えばあまり手を出さないミステリーだが
乙一の本は読んでいたっけなー、本屋時代本



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