花第一夜 平成十八年一月二十一日(土)

解説
観世喜正
野村萬斎

狂言『大般若』

******休憩*******

火入れ
素囃子 四拍子の響き
復曲能『大般若』


花第二夜 平成十八年一月二十二日(日)

解説
観世喜正
野村萬斎

狂言『茶子味梅』

******休憩*******

火入れ
素囃子 四拍子の響き
能『邯鄲』



今回で三回目のスピカ能公演。
第一回は「薪能」と銘打ち
都会の中心薪の炎の演出をモチーフとし
第二回は夏「スピカ蝋燭能

カメヤマローソクなどの協賛で
沢山のローソクが使われ炎の揺らめきを眺めつつ
能を、狂言を堪能。
そして今回が三回目冬「スピカ蝋燭能」である。

雪景色の外と蝋燭に縁取られたスピカの舞台。
幻想的な舞台で初日能は『大般若』
狂言も同じタイトルの『大般若』
二日目は能が『邯鄲』狂言が『茶子味梅』

大般若』は
三蔵法師のシルクロードでの受難をダイナミックに描いた作品で
江戸期に途絶していたものを梅若六郎が復曲した珍しい曲だそうです。

邯鄲』は
人生の栄耀栄華は夢の如しという中国の故事を劇化したもの。
不思議な枕がもとで展開する人生の栄華と儚さ。
空間処理をを自在にこなす能の演出技法の優れた事例として
海外からも高く評価されている一曲だそうです。


『大般若』
僧と巫女が信心深い男の家で鉢合わせになり
僧はそこで大般若経の功徳を説くが
お互い祈祷するうちに次第に巫女の神楽に引き込まれていくお話。

『茶子味梅(ちゃさんばい)』
唐人の夫が意味不明のことを言っては泣くので
妻が近くの物知りに尋ねると「故国の妻が恋しい」
「茶が飲みたい」などと言っていると知り
心外に思いつつも酒を飲ませ夫を慰める。
夫は機嫌を直し”楽”を舞ったりするのだが…。

この曲は和泉流だけにある曲だそうです。
しかも北海道初上陸。


狂言は初日の「大般若」が面白かったです。
萬斎のお得意のひょうきんな面と
高野氏演じるお神楽を淡々と舞う巫女が
対照的で面白いのだ。
萬斎演じる僧が最後には
お神楽にハマっていく模様がまた笑えました。
やはり狂言は面白い。

能は幾ら頑張っても
眠い瞬間はやってきます笑

席がとてもよい席なだけにガクッ、と出来ませんので
案外苦痛でしたM
首が凝り肩もコリコリ。
家に帰ってから身体痛かったです。
一番前に座っていたおば様が何度かガクッ、と来てました。
二日目は能の最後の方でしゃべり始める老夫婦がいて
周りの人々がガン飛ばしてました(苦笑)
確かに五月蝿かった。
あれ舞台に聴こえていましたよ、きっと。
前のいい席に座る人はそんな事してはアカンで~。
(もちろんどこの席に座ろうともだけど)
好きだから前の方の席購入したのでしょうから。
しっかりと観劇して頂きたいものです。

今回で三回目になるスピカ能狂言。
回を重ねると環境も良くなります。
入場する場所も移動しやすい方法に変り
休憩中の席も増えお手洗いも一箇所に集中しないように
出入り口も変っていました。
休憩時もとても過ごしやすかったです。
コーヒー飲む場所も二箇所になっていたし。
(でもコーヒー200円と250円と場所によって違うのが笑えた)
能の衣装も展示見る場所もあり楽しめました。
始まる前ここでお茶してたら
観世喜正氏のインタビューを撮影していて近くで
拝見できました。

能中心の今回の舞台。
次は萬斎ワールド
スーパー狂言うそっビックリマークⅡが4月スピカで行われます。
次のお楽しみは4月なのだ。

それにしても萬斎は素敵キラキラ音譜キラキラ


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