香りは人をどこまで幸福に出来るのか《フレーバー編》 | 『アロマティックライフ』大久保ともみのオフィシャルブログ

『アロマティックライフ』大久保ともみのオフィシャルブログ

アロマテラピーはもちろん、これまで人とアロマとの関係において難しいと思われたこと、想像を超える世界にも光を当て、人とアロマとの「新しい幸せな関係」を提案。



昨日の記事「松茸ぷんぷん事件」で触れた食品香料について、

今日はもう少し書いてみようかなと思います。

食品香料のことを「フレーバー」と言います。
そして、フレーバーを調香する人を「フレーバリスト」と呼びます。

フレーバーリストは、
天然の香りを再現する目的で、
食品を構成する化学的物質を割り出し、
香りを創り出します。

そして、
フレーバーリストに求められる能力は、

天然の食品の香りを忠実に再現することにつきます。

原料となる香料には、天然香料や合成香料があり、
「フレーバーリスト」はそれぞれの特徴を把握して、
緻密なバランスで商品のイメージに合う香料を配合します。

機械分析、解析データによる科学的な裏付けを踏まえながら、
実物以上に魅力的な風味表現をすることが求められます。

さまざまな食品の素材や特徴、香りを把握し、
お客様のニーズや流行に合わせて再現する能力は、
長い時間の訓練と忍耐を必要とします。

食品成分表示には簡単に「香料」と記されているだけですが、
その向こうには奥深い世界が広がっているのです。


私達が日頃口にしている食品の数々。

チョコレート、ケーキ、ゼリー、ガム、お菓子、ジュース、お茶・・・
もしこれらの食品に香りがなかったら、
決して美味しいとは感じられないでしょう。


食品の美味しさとは、

味と香りが一体となってこそ感じられるものなのです。


日頃、何気なくさまざまな食品を口にしている私達ですが、
情熱を持った多くのフレーバリスト達が創り出したフレーバーに陰で支えられて、
美味しく豊かで、楽しい
食生活を送ることが出来ているのも事実です。