こんばんは!
今日もアロマブレンドデザイナーの実習で作ったアコードの備忘録を記していきます。
今回は4711です。
無知でお恥ずかしいのですが、初めて聞く名前でした。有名どころの香水なんですね。
オーデコロンの元祖で、4711は番地の名前なんだとか。
●4711アレンジ
条件
①ベルガモット、ネロリ、ラベンダーを必ず入れる
②合計10滴
③精油の使用上限は6種類
【実際に作ったアコード】
テーマ…誰もいない海(早朝)
・ラベンダー 2滴
・ベルガモット 3滴
・ネロリ 1滴
・シベリアモミ 3滴
・ベンゾイン 1滴
ラベンダーでもの静けさ、早朝のイメージ。
ベルガモットは大人の女性を表現し、ネロリでその女性に苦しいことがあったという設定を。
シベリアンモミのゆらゆらとした香りから海の波、そして女性のゆらゆらした気持ちを。
ベンゾインで、そんな自分を甘やかしてあげたいと思っている部分を表現しました。
いつにも増して謎な設定が思い付きました。
理由としては、この日に初めて嗅いだシベリアンモミという香りが、
「スッキリなの?甘いの?」「軽い香り?それとも重い?」「冷たい?温かい?」というように、
受講者みんなが不思議だな~というイメージを持っていたので、わたしは尽かさず「波を表現出来る!」と思い、使ってみたくなりました。
ベンゾインの設定は、以前先生から頂いたアドバイスの使い回しです笑。
さて、上手いこと波を表現するアコードへ導く妄想を広げるにはどのようにしたらいいか。
わたしのラベンダー、ベルガモット、ネロリのメモにはこのようにありました。
ラベンダー(ヨーロッパのいなか、しずか、広大な)
ネロリ(大人、個性的、ダイナミック)
ベルガモット(甘さ、上品さ、馴染みやすい、フルーティ)
これ以外にも、前回書いたようにラベンダーには「古風な」や「物静かな」というイメージも持っています。
物静か…早朝…早朝の海は静かだな…女性が1人で来ていて…なにか理由があったんだろう…
…悩みかな…失恋かな…吹っ切れるために来たのかな……というように、無理矢理ですが頑張りました笑。
先生も「こんなタイトルの歌あったわよね…」と良いながら、OKをくださいました。
先生は良い香りかどうか以前に、きちんとテーマに沿ったアコードを組めているかどうかで判断して下さっています。
結果として、甘さと苦さが交互にくるような、複雑な香りが仕上がりました。
登場する女性の気持ちを表現出来たような気がしますし、わたし好みの香りに仕上がったので満足です。
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今回は使いたい精油からイメージを膨らませてテーマを設定しました。
いつもはストーリーを考えた上で、どんな香りが似合うかなと味付けをしていくので、こういうパターンも勉強になります。
将来、「この香りは絶対に使って下さい!」というクライアントさんが現れた場合、必須の能力になると思います。
どちらかというとストーリー先行の方が得意なので、生み出すのに時間が少し掛かってしまいました。
必須の精油が3種類もあって、使用上限が今までよりも1種類少ない6種類までだったので、余計に難しかったです。
授業中に取ったメモを見て書き出しているのですが、復習にもなっていいですね!
将来、わたしがオリジナルフレグランスを提供する開業が出来るように応援よろしくお願いいたします。
今日もありがとうございました!