2024年6月
毎年6月になると「がん宣告された月」として、病気のことを振り返っています。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
この病気は判断が難しく、体調が悪くなってから病院巡りをして、何軒目かの病院でやっと病名が分かった時にはホッとした、と言う方も多いようですが、私は会社の健康診断で引っかかり、自覚症状もないまま、検査検査で、あれよあれよと言う間に治療が始まってしまい、終始ポカンとしていた記憶があります。早期発見して頂いた事は、本当にラッキーだったと今でも思っています。
「検査機関、優秀だね、よく見つけたと思うよ。」
主治医も言っていました。
さて、がん宣告されたあの日から、2年が経ちました。薬の副作用で失った髪も徐々に伸びて来ました。まだまだ全然ショートですけどね、「ザ・がん患者」と言う感じの痛々しい姿からは脱却できています。まだクルクルもしています顔色も、がん患者特有の、浅黒いような不健康な顔色から脱却できていると思います。美白のビタミン剤も飲んで頑張りました。
病魔を克服する事はできても、なかなか病気前の状態に戻すことはできませんね。大病でしたからね。でもそうした「見た目」は本人以外、実は周りは気にしていないのかもしれません。
春に「脱ウィッグ」をした時も「切りましたね」と話しかけられることが多かったので、「みんな、ウィッグだって気が付いてなかったんだ
」とむしろ驚いた記憶が。。。
今はこうして寛解継続中ではありますが、またいつ再発するか、または新たな病を得るかも分かりません。
皆さまも、食事、運動、ストレス解消に気をつけてお過ごしください。そして健康診断は毎年必ず受けてくださいね。3大疾病保険への加入もお勧めいたします。私はしばらく新しい保険入れないので。でも保険には助けられました
当時は気丈に振る舞ってはいましたが、やはり精神的にはキテいたなあ、と当時のブログを見て感じています。よく頑張った、自分。そして支えてくださった医療従事者の方々、家族、友人、職場の同僚・上司、本当にありがとうございました。
このブログを読んでくれている読者の中には、現在闘病中の方、私と同様に寛解して経過観察中の方、ご家族や大切な方が同じ病気の方がいらっしゃる方、お立場や病状、治療は様々だと思いますが、皆様の参考に、そして私と言う、寛解している元患者がいる安心感を得てくれたら嬉しいです。
先日、ヘアアクセサリーを買いました。
まんまコレではないのですが、こんな感じのコイル状のヘアアクセサリー、色はダスティピンクで上品な可愛らしさ。早く髪伸びないかな〜、伸びたらコレつけるんだと言う目標の意味も込めて。洗面台に飾って置いて、毎朝眺めながら身支度をしています。志望校の制服みたいなモチベーションでしょうか。ちょっとした事で頑張れますよね
![チューリップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/154.png)
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