「末期ガンでも元気です」という漫画を拝読しました。最終章で「言われて嫌だった(困った)言葉」「嬉しかった言葉」がありました。頷きながら「そうそう!」って思ったこともありましたし、「それは私違うかも?」と思った言葉もあり。同じ言葉でも受け止め方によったり、その方との関係性で違って聞こえたりするものですね。
色々なWEBサイトで試し読みが出来ると思いますので、よろしかったら読んでみてください。面白かったし、励まされました
ちなみに私が言われて嫌だった言葉No1は
「2人に1人はガンになる時代だから」
です
「末期ガンでも〜」の作者の方もこの言葉は苦手だったと。「それは健康かつ無関心な人を戒める言葉であって、ガンになった人を慰める言葉ではないかも。。」と書いています。私もこの言葉は大嫌いでした。
2人に1人は、って80代の人の事を言うんだよ。かと言って80代の人はガンになっても仕方ないと言うつもりもないけど、若くしてガンになった人にも同じ事言うのは違うよねAYA世代とか泣いちゃうよって思っていました。
今でも思います。今は言い返していますね〜でも治療真っ最中でメンタルが不安定だった時には、言い返せなかったです
私も病棟で圧倒的に若手だったので、どうして私ガンになっちゃったんだろう。。。こんなに若いのに。。。ってクヨクヨする時もありました今は大丈夫ですけどね🙆♀️
あとね
「神様がくれた休暇だと思ってゆっくり休んでね」
コレは衝撃でしたどうしてこんな酷い言葉を投げつけられなくては行けないのかしら私、前世で何かしたとまで思ってしまった言葉。こんな休暇、要りません
抗がん剤の副作用で毎日吐いてる人に、かける言葉でしょうかもちろん、そんな姿は見せていないし、想像もつかないんだろうな〜って思いますが。絶対に言っては行けない言葉だと思います。なんでしょうね長い髪を横にひとつ結びにして、サナトリウムで養生しているイメージだったのかな髪なんてツルッパで全くなかったし
私がしてるのは、まさに「闘病」で「静養」ではないのですよ、って思っていました。いまだに思い出しても気持ちがざわつく言葉です。
それはさすがに言い返して、ってLINEでしたので文章にして返信したのですが、そうしたらその数日後に来たLINEが
「やっほー、戦ってるかーい」
だったので、スルーしましたこの方とお友達だと思っていた自分が間違いだった、と思いました
言われて嬉しかった言葉も、いっぱいありましたお守りもいっぱい頂きました
毎日出勤前に神社さんに行くのですが、最近はジャスミンさんのことをお参りしています。
とか。ありがたいです。
後ね、髪の毛が不自由な年上のお友達が、髪の毛が不自由な方々(却って酷い表現になってる)と凄い笑顔で撮った写真を送ってくれて、
「ハゲだって楽しいことはいっぱいある」
「ハゲだって元気」
「ジャスミンちゃんはまた毛が生えてくるけど、僕たちはもう生えて来ないんだよ」
なんて自虐ネタですが、私を励まそうと言う思いが、有り難かったです
嫌だった言葉は、反面教師として、私も気をつけないと行けないなと思いました。私も無意識で他人を傷つけてしまったことがあったかもしれません。暖かい言葉で励まされたこともいっぱいありました。私も他人を励ませる人になりたいな、と思いました。
病気になって唯一良かったことは、他人の優しさに気づけたことかな本当にありがとうございました。私も見習って生きていきたいと思います
ジャスミン
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