乳房原発悪性リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫。2022年8月にスタートしたR -CHOP療法全6クール、骨髄注射6回が同年11月30日(水)に終了、同年12月14日(水)に退院して現在自宅療養中。2023年2月7日(火)に寛解診断。




半年間の治療中は気が張っていたのでしょう。死を意識したこともありましたが、「負けないダッシュ」という気持ちの方が強くて、頑張って生きる気力を奮い立たせていました。ブログでは泣き言は書かないようにしていましたが、辛い時はありました照れ

寛解直後から、再発の恐怖で気持ちが乱れていました。再発性が高い病気だと聞いていましたし、入院中同室の中には再発の方が複数いらっしゃいました。まあ、再発したから病室で出会ったのであって、再発しなかった人とは病室で会わないだけではあるんですがタラー再発するのは寛解後1年以内が多い、と聞けば、復職してもまたすぐ会社に迷惑をかけるのではないか。。などなど。不安で苦しかったです。


最近この動画を見て、気持ちを改めました。

血液がんフォーラム2022


DLBCLの病状、病気の重症度、治療効果判定、IPI(生存率)などなど。病気が分かってからは、こういうYoutubeやSNS、HPなどを見て、病気全体の事は知識を得たつもりでいましたが、治療が終わってからは見ていませんでした。最近UPされた動画だったので、以前は見ていなかったです。自分の状態をこの先生の講義と照らし合わせてみました。



①ステージ


私のステージは「Ⅱa」でした。

右胸に腫瘍が出来、それが会社の健康診断で引っかかり、病気が分かりました。PET検査で右腋下(リンパ節内)にも小さい腫瘍があったのでステージⅡ、B症状がなかったので、「Ⅱa」という事になります。


(当初「Ⅰ」と言われましたが、入院時の説明で「Ⅱ」に変更されました。)


②一般的な予後


一般論で、治癒が60〜70%という事なので、再発率は30〜40%となります。



③IPI


では、患者全体ではなくて、「私のケース」で見ていきます。


リスク因子を見ていくと、

・年齢61歳以上➡︎NO

・身体活動度2かそれより悪い➡︎NO

・LD値が上限値以上➡︎?

・節外病変が2つ以上➡︎NO

・ステージⅢ以上➡︎NO


私が受けた血液検査で「LDH」という名前でドンピシャのがなかったので、高かったかどうかは不明なのですが、これ以外の項目が全てNOなので、私のリスク因子は0または1となります。なので、IPIリスクグループは「低リスク」になります。


④再発率


今までの結果を見ると、私のような「低リスク」で先生から「寛解、CRです」と言われた患者の再発率は、10%になります。(動画内で先生が口頭で説明)


(動画では部分奏功の方についても言及がありますが、私はCRと言われたので、割愛します)




私は今回動画内で知ったのは以上になります。今までは


再発率30〜40%雷


と思っていたのが、私のケースでは


再発率10%程度


だとすると、結構印象が違いますね。


そもそもの、この病気に罹る罹患率は0.1%以下なので、だからどうって問題でもないのかもですがアセアセ


この後の動画でも、再発した場合の治療法の講義が続きますが、年齢が若いほど治療の選択肢があるそうです。確かに入院中もそれは言われていました。なので、むやみに怖がらないで、社会復帰に向けて前向きになろう!と気持ちを切り替えました。


次回の検査は3ヶ月後の5月を予定しています。その前に出社可否の確認で4月末に主治医と相談をします。この動画によると、寛解後は2年間3か月ごとの検診、その後は3年間半年毎の検診のようです。5年間問題がなければ、それでやっと卒業となるのでしょう。


漢方薬も身体に合っているようで、体調もいい感じですニコニコこういう大きい病気に罹ると、どうしても体調だけでなくメンタルも追い込まれてしまいますが、正しい知識を持って無駄に怖がらずに行きたいなと思いました。



最終ケモ(化学療法)から3ヶ月。毛は生えて伸びてきましたが、産毛状で細くて頼りないです。そしてくるくると癖っ毛のようになっています。でも伸びているのが嬉しいです。今、髪がなくなってしまっている治療中の皆さま、身体が頑張ってくれている証拠ですからね、ケモが終われば生えてきますからね、楽しみにしていましょうねピンクハート


治療中の皆さまも、私のように経過観察中の皆さまも、また患者さんのご家族の方々も、お身体大切にして健康でお過ごしくださいピンクハート





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