ご訪問ありがとうございます。
病院に行っても原因がわからない人を食事・運動・アロマケアで元気にする体質改善サポーター おがいまきこ です。
以前の私は仕事のストレスで体調を崩してしまい、いくつ病院へ行っても原因がわからず、途方にくれていた時期が約5年ありました。
頭痛がとまらずフラフラで、1か月の2/3は体調不良の日々。
貧血治療で鉄剤を飲んで、生理トラブルのためピルや漢方薬を飲んでも効果なし。
それでも、「なんとか元気になりたい!」とアロマや体の勉強を始めました。
試行錯誤しながら日常生活を整え、やっと回復したのです。
そんな経験から、30代後半からの働く女子へお悩み解決法を書いていきたいと思います。
あなたのお悩みに寄り添い、お力になれたら幸いです。
【アロマオイル使用の予備知識】
前回は「エッセンシャルオイル=精油」ってどんなものかをお伝えいたしました。
知りたい方は、一つ前の記事をご覧ください。
今日は、「香がどう作用するのか」そして「気をつけたいこと」をお話させていただきますね。
精油は使用量や方法を適切に、安全に使いましょう。
なぜなら、使い方を間違うと体に炎症を起こしてしまうからです。
「炎症」と聞くと、ドキッとされるかもしれません。
オイルは植物から抽出した成分ですがかなり濃いので、注意は必要なのですよ。
それから、アロマの団体はいくつかあり、各団体によって使用基準も多少異なる所もあります。
★精油の伝達経路
香をかいだ時に、どのように体に伝わるのでしょう。
大きく分けると2通り。
①嗅覚→脳
香をかいだ時に、鼻から伝わる場合です。
においの物質が鼻の粘膜から入り、細胞・神経を通って、最終的に脳に伝わります。
「嗅覚中枢である大脳辺縁系」と言われ、「本能機能をつかさどっている所」。
良い香をかいだ時には、「いいにおい!」と感じリラックスします。
嫌な臭いをかいだ時は、「危険!」とか「腐ってるかもしれない!」と身の危険を察知し、体はキュッとしますね。
こんなふうに動物的本能を感じるところです。
②血液循環→全身
こちらは、においの物質が血液中に入り、全身を巡って排泄される場合です。
・皮膚から:オイルをつけたことで、皮膚から血液中に入り、筋肉や内臓など全身を巡り排泄。
・呼吸器から:鼻や口から吸いこんで、肺の毛細血管より血液中に入り、全身を巡り排泄。
・消化器から:口から入って消化器官より血液中に入り、全身を巡り排泄。
体の中に入り、全身を巡ることでオイルの成分が体に何らかの作用を働きかけるのですね。
★安全のためにしっておきたいこと
・精油の使用期限
精油は日光や熱、時間経過などで成分が変化することがあります。
酸化したり、成分が分離したり、粘度が高くなったり、香も変わることもあります。
なので、遮光瓶に入れ、光や熱を避けて保管します。
香がおかしいと思ったら、使用をやめましょう。
ここに、使用期限の目安を書いておきます。
未開封:約2年
開封済:約1年
柑橘系:約6か月(変化しやすいです)
・体に及ぼす影響
使用する際いくつか注意点がありますので、頭に入れておかれるといいと思います。
体に塗布する場合、精油はキャリアオイルなどに希釈し薄めて使いますが、植物成分が非常に濃いので、時には炎症がでる場合があります。
皮膚刺激:炎症、発疹、かゆみなどがおこる
粘膜刺激:口、目、鼻、消化器、呼吸器、排泄器などの粘膜に不快感や痛みなどがおこる
皮膚感作:免疫機能が反応し、アレルギー反応が現れる
光毒性:精油成分が光に反応し刺激が出て、紅班、色素沈着、皮膚炎などがおこる(代表例:柑橘系)
経口毒性:口からふくむことで体内に入り、肝臓、心臓、神経組織などに毒性を及ぼす
経皮毒性:皮膚から体内に入り、肝臓、心臓、神経組織などに毒性を及ぼす
なお、私が登録してるAEAJでは、オイル原液を皮膚につけることや飲むことは奨励されていません。
(注意が必要な方)
子供:3歳未満は芳香浴のみ。3歳~12歳:大人の半分から1/10程度の量
妊婦:使用できない期間や、使用に向かない精油があり、確認が必要
高齢者や既往症のある方:通常の半分程の濃度か、影響のない精油を選ぶ
(応急処置)
誤って原液がついてしまった場合や、異変を感じた場合は大量の流水で流しましょう。
場合によっては、医師に相談しましょう。
物によって、時によっては何らかの影響が出る場合もあります。
ご自身の体質にも注意して、安全に使いましょう。
このような予備知識を持っておくと、安心してアロマをより深く楽しめますよ。
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季節の変わり目の不調にもおススメ。
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連絡先:: aromatherapist.maki@gmail.com
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