蝶のような小さな生き物には、
「意識」を乗せやすいのかな?
・・・と。
そんな風に感じるようになったキッカケは、
やっぱり、父の死だったと思う。。。
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ある真夜中、、、
父が危篤だと病院から連絡があり、
私たちは急いで駆けつけたのだけど、、、
到着した時は、父はすでに逝ってしまったあとで。
病院に着くと、、、
今、エンゼルケア(死後処理)中なので、
しばらくお待ちくださいと言われ。
え?すぐに会えないの??
・・・と、戸惑いながらも、
私たちはしばらくの間、病院の入口のところの
外来待合所のところで待っていた。
真夜中なので、他には誰もいなくて、
シーンとしていて。
私たち身内も、誰一人、言葉を発する人はいなくて。
そんな時、いきなり、入口の自動ドアが開いたの。
一斉に、私たちはそちらを見たのだけど、
ドアは、、、ただ開いただけで、そのあと、誰かが
入って来ることもなく。
もちろん、こちら側から出ていった人もいない。
「・・・・・・・」
・・・と、なった。
やはり、誰も何も言わなかったけど。
でも、みんな、思ってた。
「もしかして、、、じいじ?」
・・・と。
そのすぐあと、、、
どこからか、1匹のゴキブリが現れて。
それがね、、、
そのゴキブリ、ヨロヨロしていて、
ものすごく弱っている感じだったのだけど。
なぜか、わき目もふらず真っすぐに、、、
私と夫と子供たちが座っている方に向かってきたの。。。
母と弟と伯母たちが並んで座って。
私たち夫婦と子供たちが並んで座っていたのだけど、
そのゴキブリは、、、私たちのほうに向かってきた。
普段だったら、、、
ゴキブリなんて出てきたら、
それこそ、悲鳴あげて逃げる感じだけどね。
その時ばかりは、、、
思わず、じっと見つめてしまった。。。
だって。。。
あんな不自然に自動ドアが開いたあとだったから。
そして、夫と子供たちと。
「じいじだよね?これ」
「そうだよね。絶対」
・・・と、、、小さく笑ってしまった。。。
手近に、、、
乗れそうなちょうどいい虫がいなかった結果が、
これだったの?
・・・と思ったら。
あんな状況だったにもかかわらず。。。
ちょっと、可笑しくてね。。。
その後、お通夜とお葬式の時。。。
お坊さんがお経を読んでいる時。
一匹のハエが、私たち親族の周りをずっと飛んでいて。
私たちひとりひとりの頭に順番にとまったりして。
追っても追っても、その場から離れない。
さすがに、ひとりの叔母が。
「このハエ、もしかして、〇〇(←父)なんじゃないの?」
なんて、こぼしてた。
そして更に。。。
葬儀後から、、、一匹のハエが。
本当に、たった一匹。
ずっと家の中にいた。
私や夫や子供たちは、、、
それが父だと信じて疑ってなかったので、
そのまんまにしていたけど。
母は、何度もそのハエを外にだした。
でも、いつの間にか戻ってきてるの。
それが、いつも同じハエなのかどうかは
分からないけれども。
そして更に不思議だったのが。
父の四十九日の法要が終わった日から、
そのハエが姿を見せなくなったこと。
父の亡くなった約1年後に。
父の弟の叔父さんが亡くなった。
そうしたら、、、また家に1匹のハエが現れて。
父の時と同じように、ずっといて。
そしてそのハエも、叔父の四十九日の法要の後、
ぷっつりと現れなくなったから、驚いた。
父はともかく、、、なんで叔父まで???
・・・と、夫や子供たちと話したりしたけど。
気づいてくれそうな人のところに
いくのかしらね?。。。と。
まぁ、、、よく分からないのだけどね。
そんな経験をしたのです。
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昨日、久しぶりに英会話の先生と会った。
GWやら旅行やらでしばらく会ってなかったけど、
久しぶりに会ったら、英語、だいぶ忘れちゃっててね(苦笑)
話していると先生が、私のスマホに乗っかっていた、
小さな蜘蛛を見つけた。
そして、、、その蜘蛛が無事に去っていくまで、
二人して、のんびり見守った。
あの時、私たちの間に流れていた空気が、
すごく心地よくて。
あ、、、先生って、私たち家族と同族だ。。。と。
漠然と、、、そう感じた。
妙な安心感が。
胸に広がった。
表面的にはただ単に。。。
蜘蛛の動きを見守っていただけでも。
その深いところに流れる「何か」に。
自分と同じものを感じた。
こういう感覚を覚える相手。
実は、意外と少ない。。。
・・・というか、滅多にいない。
「あ、この人はやっぱり同族だ」
・・・と。
そして、深いところでそう感じられる相手が、
日本人ではなくてイギリス人だったことは。
私にとっては、けっこう大きな意味を持つ。
「人は、、、表面的には十人十色だけど、
同時に、深い深いところでは、みんな同じ」
・・・という、自分の信念を。
ますます、強めてくれるから。。。