
いつだったか忘れましたが、もう何年も前、、、
「Listen!」
・・・という言葉が、突然聞こえてきたことがありました。
たった一言、「Listen!」と。
その後、なぜか突然、ミヒャエル・エンデの『モモ』を読みたくなったり、
『シックス・センス』の映画がふと観たくなったり、、、
そうやって、何かに導かれるようにして進んでいくと、、、
そこには、共通したメッセージが隠されていることに気づきました。
それは、、、
「聴くことの大切さ」
・・・というものでした。
でも、「Listen!」と突然響いてきたあの言葉がなければ、、、
モモを読んでも、シックスセンスを観ても、私は多分、
そんなことには気づかなかったと思うので。。。
そういう直観を与えてくれた何か、、、
そうやって導いてくれた何かに、感謝しましたし、、、
そうやって自分自身で気づいたことは、記憶に残りますし、、、
それは、、、、自分にとっての揺るぎない真実となるのです。。。
そして、その真実に従って生きるようになる。。。
導いてくれたのは、のちに、ウイングメーカーだったんだな。。。と。
そう思うようになりました。
なぜなら、その数年後に読んだ、ジェームズの『クォンタスム』の小説の中で、
「ゼニス」という女性は、「たった一人の聴いた者だ」と。。。
そういう描写が出てきたからです。
たったひとり、、、ゼニスが聴いていたものは、何だったのか。。。
そこにもまた、ジェームズの小説らしく、、、
多次元的な意味がこめられてはいたのですが。。。
ウイングメーカーって、、、私にとっては自分です。。。
少し未来の、、、自分自身なのです。
高次元の自分、ソウル、ハイアーセルフ、オーバーソウル。。。
呼び名はいろいろあるけれど。
私はそれを、、、ウイングメーカーと呼ぶのが好きです。
だからあれは、、、私の内なる声からの響きだったのだと思っています。
そうやって、「聴くことの大切さ、難しさ」に意識をフォーカスするようになると、、、
本当に、相手の話を「聴いている人」というのは、なんて少ないのだろうと。
そんなことを感じるようにもなりました。
でも今は、、、人のことをどうこう言っている場合ではなく、、、
とにかく自分が、それをしっかり体現できるようなる努力をしようと。
だんだんと、そう思うようになりました。
だから、、、人の話を「ちゃんと」聴ける自分になるために、、、
私はまずは、自分のフィルターの分析を始めたのです。
なぜなら、、、自分のことをちゃんと知らなければ、、、
人の話をそのまんま聴くことなんてできないからです。
マインド・フィルター。。。
自分の思い癖や、反応癖。。。
それを通して人は、自分自身や相手のことを判断しますから。。。
まずはそのフィルターの形をしっかり知って、、、
そののちにそれを、、、どんどん透明にしていこうと。。。
未だにまだ、「ついうっかり、やらかす」ということがありますが、、、
日々こつこつ、こういう精進をしていることが、
私はきっと、、、好きなのでしょうね。
だって、、、自分が成長していくのは、、、
楽しいですから(笑)
先日のバラ十字会のメルマガが、とても共感できる内容でしたので、
シェアしたくなりました。
バラ十字会AMORCのフランス語圏本部代表
セルジュ・ツーサンさんのブログの記事、、、
「耳を傾けること」
・・・というお話を、日本本部で訳してくれたものです。
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ローマの哲学者エピクトテスは、自分の本に次のように書いています。
「人には、口は1つしか与えられてないが、耳は2つあるのだから、
しゃべるよりも2倍は多く、人の話に耳を傾けるべきだ」。
しかし実際には、人の話に耳を傾けるよりも自分が語ることのほうが
好きな人が大部分であるように思われます。
なぜなのでしょうか。
自分のエゴ、つまり自己中心的な感情に影響されて、他の人たちと
会話しているときでも、話題を独占したいと思ってしまうからのようです。
話を交わしている人と意見が一致しないときには、言い争いに勝利して、
相手が間違っていることを示さなければと強く感じ、エゴの悪い影響が
ひどくなってしまうことが、しばしばあるようです。
人の話に耳を傾け、相手が意見を語り終えるまで十分に待つことができる人は、
それほど多くはいません。
相手の話が長くなりそうに思えると、突然さえぎって、自分の話を
再び始める人が少なくありません。
このような状況では、どちらの人も自分の論点に相手を引き込もうとするあまり、
相手の意見を理解しようとする態度がおろそかになり、
十分に意見を交換することが、かなり難しくなってしまいます。
極端な場合には、意見の交換などなされずに、荒々しい言葉や非難の応酬になります。
毎日の何気ない場面でも、ラジオやテレビやインターネット上の討論でも、
私たちの誰もが、このような状況を目にすることがあるのではないでしょうか。
他の人たちの意見に耳を傾けるということは、議論において自分のエゴを
コントロールできるということの表れです。
このことは簡単なことではありません。
自分の思いを表現したい、自分の意見を相手に押しつけたい、
自分が正しいと思っていることを相手にも納得させたい、
人の注意を惹きつけたい等々の欲求が、どんな人にもあるからです。
人の話に耳を傾けるということは、謙虚さと密接に関連しており、
謙虚な人たちの多くには、慎み深く、礼儀正しく、他の人たちを
尊重するという特長があります。
謙虚さという道徳的美点が十分に発達した人とお付き合いすると、
そのような人は、自分が話すよりも相手に耳を傾け、
話題を独占しようとしたりしないのがわかります。
このような人は、ほんとうの意味の議論のために心の準備ができている人であり、
対話や意見の交換を促す傾向があります。
人の話に耳を傾けることができる人は、多くの場合、定期的に時間を取って内省を行い、
自分の心の奥の声にも耳を傾けている人です。
このような人の多くは、思慮分別に富んだ話し方をしようと心がけていて、
沈黙は時として言葉に勝るという考えを持っています。
バラ十字会には次のような格言が伝えられています。
「あなたの語ろうとしていることが、沈黙よりも美しくないのであれば、
それはとどめておきなさい」。
この格言は、他の人の言葉に耳を傾けて理解しようと努力しなさいと
捉えることもできますし、最小限度の行動基準として、何かを語るときには、
前もって、自分が何を言おうとしているかを考えなさいという
意味に捉えることもできます。
しかし、耳を傾けるということを、単に他の人の言葉を聞くということに限定せずに、
さらに広く、相手の人に配慮を払うという意味に捉えた方が素晴らしいと私は思います。
謙虚さと同じく、思いやりということもまた重要な道徳的美点です。
他の人のことを考え、他の人が楽しくしているかどうかに心を配り、
必要とされているときには助け、手を差し伸べるということなど、
他の人にあなたが感心を示しているということを表す方法がたくさんあります。
誰かの手伝いを申し出れば、そのことによって人と人の距離は近づき、
反対に無関心であれば、人と人の距離は遠ざかります。
そして、人と人との距離があまりにも遠くなれば、排斥ということが生じ、
ひいては社会という織物がばらばらになってしまうのではないでしょうか。
バラ十字会AMORCフランス本部代表
セルジュ・ツーサン
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