娘が9歳になった頃、通っていたバレエ教室の先生はこう言いました。
「パリ・オペラ座バレエ学校の生徒たちは、9歳くらいからもう、
自分の髪は自分でアップします。
どんなにぐちゃぐちゃになってもいいですから、これからは子供たちに、
自分で頭のおだんごを結わせるようにしてください」
・・・と。
でも、先生のその言葉通りにしたのは、クラスでは私ともうひとりのママだけで、
あとのママたちは、「そうは言っても・・・」と、それからもずっと、
子供たちの頭のお団子を結ってあげていました。
9歳というと、小学校3年生くらいなので、自分で自分の髪の毛をお団子に
結うのはかなり難しいでしょうし、手伝ってあげたくなる気持ちも分かりましたが、
私はグッとこらえて手は出しませんでした。
先生も、ぐちゃぐちゃで、レッスン中にほどけてしまう娘たちの髪の毛を、
その都度結いなおしてくれていましたので、どこかで申し訳ない気持ちを感じながらも、、、
それもグッとこらえ。。。
娘と先生を信じて、、、私は黙って見守っていました。
娘から、よく言われます。
「うちって、パパとママが逆転してるよね」
・・・と。
ハンカチ持ったの?忘れ物はない?と、あれこれ心配するのは夫のほうで、
忘れたら忘れたで、それも経験のひとつとして、次に繋げなさいと、
放っておくのが私だからです。
はい、はい、となんでもやってあげるのが夫で、
そんなの自分でやりなさいと突き放すのが私だからです。
「お父さんのイメージ」とか「お母さんのイメージ」というものは、
国や世代、、、または個人によって様々ですので、一概には言えませんが、、、
私や娘が持っている、世間一般の父親像・母親像というものは、
「放任するのが父」、「世話を焼くのが母」というイメージが強いので、
なので、「逆転している」と映るのですけれども。。。
こういうのも、カバラの生命の樹を通してみてみると、
そこにはまた、違った意見が出てくることだろうと思います。
ゼニスを教えてもらった先生に、ソウル・リーディングも習いましたが、、、
それは、私は途中でやめてしまいました。
人に聞くんじゃなくて、自分で考えて。
どんな人でも、深いところでは分かっているのだから、
外側の声ではなくて、自分の内側の声を頼って。。。
そういう気持ちが強い私は、、、
「あなたの代わりに、私があなたのソウルの声を聴いてあげる」
・・・みたいなやり方が、自分には合わなかったようです。
もちろん、ソウル・リーディング自体を否定しているわけではなく、、、
ただ単に、そのやり方が私には合わなかった。。。というだけのことですよ。
これまで、、、ヒーリングのお仕事をしてきてしみじみ感じたのは、、、
私は本当に、どこまでも寄り添ってあげるタイプではなく、、、
どちらかというと、突き放すタイプなんだなということで。。。
そのせいか、、、クライアントさんも、もうすでに自分の足で立っている人が多く。。。
類は友を呼ぶ。。。という言葉が、よく頭の中を巡ったりもしました。。。
占星術の先生にも、、、
「あなたはヒーラーというよりかは、教師でしょう」
と言われましたが。。。
自分でも、そう思います。
「ヒーリング」というのは、私にとってはそこが目的なのではなく、
そこは、「入口」ですので。。。
クライアントさんもやはり、、、
そういう感じの人が、必然的に集まってくるようです。
そうそう、、、書いているうちに思い出したのですが、、、
そのソウル・リーディングの勉強中、先生がこんなことを言いました。
「自分のソウルに名前を聞いてみてください」
・・・と。
ソウルには、、、本当に名前があると思いますか?
前も書きましたが、私は物心ついたころには、自分の内側の声と対話していました。
何がどうなってそんなことを始めたのかは、もうほとんど覚えていませんが、、、
小学生の頃は、そういうことは当たり前となっていました。
ある日、その内なる声に名前を聞くと、その声はこう答えました。
「あなたが自分で決めていいよ」・・・と。
なので私は、星の図鑑に載っていたある星の名前をそれにつけました。
中学生になった頃だったでしょうか。。。
なんとなく、そういうことが恥ずかしく感じるようになり、
私はその声との対話をやめてしまいました。
そうして長い間、ずっとそのことを忘れ去っていました。
30代になって、ウイングメーカーと出会ったことがキッカケとなり、
精神的な世界に関心を持つようになった頃、、、
また再び、あの声が聴こえてくるようになりました。
そして、日増しに強く聴こえてくるようになったその声に、
ある日私は訊ねました。。。
「あなたは、誰ですか?」
・・・と。
するとその声は、こう答えました。
「私は、あなたです」
内側から聴こえてくるその声は、、、音声ではありません。
それは、胸から湧いてくるようなもので、
言葉でそれを、うまく説明することができませんが。。。
それは、自分自身の内側から聴こえてくる声なのです。。。
昔、小さな子供だった頃に図鑑で見つけたあの名前について、
当時、ネットで調べようと思って検索してみたのですが、、、
不思議なことに、そんな星はどこを探しても、何度検索しても、
見つけることができませんでした。
私の記憶の中では、確かに、星の図鑑の最後のほうのページに載っていた
索引の中から、その名前を見つけたことになっているのですが。。。
すごく不思議に思っていたところ、ある日、『錯覚の科学』という本に出会い、、、
そこで、人の脳は、記憶を勝手にすり替えるのだという事実を知り。。。
じゃぁ、私のこの記憶も、、、
私の中で勝手にすり替えられた記憶なのかもしれないと。。。
そう思うようになりました。
私自身は、どう考えなおしてみても、図鑑であの星の名前を見つけたという
ことは事実としか感じられないのですが。。。
でも実際、そういう星がどこにも見当たらないとなると、、、
記憶がすり替えられているのだろうと考えるほうが、妥当です。
でもそうなると、、、
私が子供の頃、その内なる声、、、ソウルにつけたあの名前は、、、
一体どこからやってきたのでしょう??
星の名前どころか、その言葉自体が、、、
どこを探しても、見当たらない言葉なのですから。
YouTubeでクリスマスソングを観ていたら、懐かしいものを見つけました。
子供たちが小さなころ、、、よく観ていたなぁ。。。と。