「ママは、平成と令和、どっちが好き?」
娘が、よく私に聞いてきます。
私はいつも、迷わず答えます。
「私は、今が好き。令和が好き。」
平成にも、もちろん素敵な時代でした。
安室奈美恵さんが大ブームだった頃。
細い体型がもてはやされ、カルティエやシャネルなどのハイブランドが人気で、きれいに着飾ることが「素敵な女性」の象徴のように感じられた時代。
私は、あの頃の空気を知っています。
でも、正直に言うと……
私は、そこにあまり自分らしさを感じられなかった。
「細くなければ」
「ブランドを持っていなければ」
「おしゃれでなければ」
「人から素敵だと思われなければ」
そんな「こうあるべき」に、どこか違和感がありました。
そして今。
私は令和のほうが好きです。
今は、
「人と違ってもいい」
「自分が好きなら、それでいい」
「自分らしい生き方をしていい」
そんな価値観が、昔よりも自然に受け入れられているように感じます。
そして、私が「自分らしく生きる」ということを考えるようになった背景には、アロマセラピーとの出会いもあります。
香りって、不思議です。
ローズが好きな日もあれば、
今日はレモンの香りが心地いい。
なぜかラベンダーに惹かれる。
同じ自分なのに、その日の心や体によって「心地いい」と感じる香りが違う。
アロマセラピーを学び、香りと向き合う中で私は、
「人と同じじゃなくていいんだ」
ということを、少しずつ実感するようになりました。
人間も、香りと同じ。
ローズにはローズの良さがあって、
ラベンダーにはラベンダーの良さがある。
誰かと比べて、
「私はローズにならなきゃ」
なんて思わなくていい。
私は私の香りでいい。
今、私は自分が「やりたい」と思える仕事をしています。
アロマセラピーを通してお客様と向き合い、
施術をして、
お客様の変化を感じ、
「ありがとう」と言っていただける。
私はこの仕事を、天職だと思っています。
若い頃は、もっと人の目を気にしていたと思います。
でも、年齢を重ねた今だからこそ思う。
人からどう見られるかより、
自分がどう生きたいか。
それが、すごく大切なんじゃないかな。
だから私は、平成より令和が好き。
ブランドで自分を飾るのではなく、
誰かの真似をするのでもなく、
自分の好きなものを選んで、
自分が心地いいと思える人生を生きる。
香りを選ぶように、
人生も自分で選んでいい。
そんなことを、私はアロマセラピーから教えてもらった気がします。
そしていつか娘たちにも、
「ママみたいに、自分の好きな道を選んでいいんだ」
そう思ってもらえたら嬉しい。
誰かになるんじゃない。
自分になる。
それが、私にとっての「自分らしく生きる」ということです。