パトリス・ジュリアンさんのサイン会に行ってきました音譜


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1996年のご著書「生活はアート」にがつーんとやられ

こ、こんな方がいらっしゃるんだ!

そうだ、これからは自分のやりたいことをやって生きるんだ!と思い

仕事やめて(笑)日本に帰ってきました。

※仕事辞めた理由は他にもいろいろありますが、あの本が背中を押してくれたのは事実


それからいろ~んな事があり(割愛)ました。


いろいろ悩んでた時にほんの数回ですが(お金がなかったのでしょっちゅうは行けなかった)伺った

白金台のレストラン「サントル・フランセ・デ・ザール」は今も思い出の場所です。

雨の降る日、昼間に伺って図書室でお茶とスコーンを頂いている間

ラベンダーの香りが空間いっぱいにひろがっていたことを思い出します。

今でも雨の日はラベンダーの香りを感じることも。


あの時のあの図書室が素敵すぎて、

実はうちのリビングは本棚の置き方をちょっと真似してます。


ディナーは、従兄のお兄ちゃんに連れてってもらったな~。

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メニューもとってます。1999年。


パトリスさんのご著書で

アロマテラピーやカウンターカルチャー、アーユルベーダなどを芋づる式に知っていくこととなり、

アレクサンダー・ローエンなどを知って「精神性と身体性」や「気」について考えるようになったり、

再びよしもとばななさんを読むようになったり

そこからウィリアム・レーネンさんを知ったり。


今の私をつくっている

恩人と言っても過言でないくらいです。


今日もいいお話たくさん聞けました。

たとえ問題があったとしても、力を抜けば人間は浮くことができる。問題が1%だとしたら海の部分は99%。たくさんある99%の部分に目を向けず、たった1%の問題に固執して溺れてしまうなんてナンセンス。もう解決できませ~んと、問題を天に預けてしまうことだって出来る。リリース。リラックス。


最後におっしゃった言葉が印象的でした。

「夢」はまだあまり芽が出てないような間は、人に話さない方がいい。エネルギーが無くなるから。弓道みたいに、うんとためてためて、ここぞという時にしゅっと放すのがいいみたい。

だそうです。なるほど。経験上なんとなく理解できます。私もそうしよう。夢はある程度自分の中で熟成させることにします。もう機が熟すまで喋りませんからね~。


ああ、お話が直接伺えるなんてなんてありがたい。もう、パトリスご夫妻がずっと日本にいてくださいますようにキラキラ