今日、激しい頭痛で寝込みました。

この冬2回目なので、私にしては少ないほうなのですが。


今、「冷えとり」を始めて3~4か月目くらいの、

「冷えとり」初心者の私。

よく分かりませんが、これがいわゆる「めんげん」というやつなのでしょうか?


ちょうど今は、満月(1月16日)と新月(1月31日)の間なので、

身体が悪いモノを排出しやすくなっているのかもしれません。

この満月と新月の間に2回目のダウンです。


だけどこういう痛みはよく経験しているのです。

去年まではもっとひどくて。

特に冬場は激しい頭痛が起きるのが常でした。


その激しい頭痛は、

就職した年の5月に突然始まりました。ゴールデンウィークの初日だったのでよく覚えてます。朝、目が覚めていきなり立てず、パジャマのボタンも外せず、とりあえず友達に電話してパジャマのままタクシーに乗せてもらって病院に行きました。

30歳くらいの時には、毎日頭痛薬がないと仕事ができないくらいに。

妊娠した冬も毎日割れるような頭痛で5か月入院。

出産後もたびたび寝込んでました。

生理前と初日もほぼ必ず頭痛。

頭痛薬は手放せませんでした。


唯一頭痛知らずだったのは、バンクーバーで過ごした8か月間くらい。

その頃は仕事から離れて、

毎日語学学校へ行ったりスキーしたりプールで泳いだり映画行ったりたくさん遊んでました。

周りの人は全員良い人達で、したい事だけちゃんとやれていた時期。


帰国してまた頭痛が始まり、

流石になんか変な病気なんじゃないかと思ってMRIを撮ったけど異常なし。

「ストレスでしょう」でおしまいでした。


アロマテラピーを知ってから自分の身体と向き合うことを覚え、

あ~私は冷えると倒れるんだな~と気がついたのが数年前。


なるべく冷やさないようにはしてましたが、

やり方がよく分からず…。

「冷えとり」のおかげで温め方が分かり、

以前にくらべてぐっと基礎体力がついたとは思いますが、

それでもまだ冷えすぎたり脂っこいご馳走を食べると、すぐダウンしてしまいます。


これは身体のサインなのでしょう。


こちらの意思とは全く関係なく、

身体はもうそれ自体で良い働きをしてくれているので、

ちゃんと意味があってダウンしてくれているのだと思います。


今回、まず半身浴でよ~く温まってから

お布団でぬくぬくごろごろ。

食事はおかゆとかあっさりめに。

と、のんびりやってると半日で頭痛は消えました。

くすりは一切のまず、

合間合間に掃除も料理も洗濯もできました。

頭痛との付き合い方が上手になったのは

「冷えとり」のおかげです。


会社員だった頃、忙しい中、同僚の男性達がバリバリ仕事をこなしてるのが不思議でした。

「頭痛とかないの?」と聞いたこともあるけど、

「ないよ? なんで?」みたいなきょとんとした返事。

ああ、男と女の身体は見た目だけでなく、内側も全く違うのだ!と思い知りました。

女性が男性のような働き方をずっと続けるのは、どこか無理があるんじゃないのだろうかと

その時初めて感じました。ちょうど30歳を越した頃です。


どっちかが優れているとかではなく、ただ違いがある。


私が産まれた頃は、ちょうど女性も男性と同じ権利を求めるウーマン・リブ運動のまっただ中。子を育てる母たちも常識が急激に変化する中でとまどいも相当あっただろうと思います。もちろんそれによる恩恵はたくさんあるのは分かります。だけど女性も男性と同じようになんでも出来るわよ!というのはちょっと違うのではないか……と。


男性は男性の特性。女性は女性の特性があるから、そこは無視できないのではないか……ということを、身をもって考えてしまいました。


だからと言って、

女性は結婚したらずっと家庭にいればいいとは思ってません。

私は何か社会とつながる仕事がしたいです。

それが家の中でやる作業であっても。

それは既存の男性目線によってつくられた仕事ではないだろうとは思ってます。

何か自分のペースで出来る、自分にとってキモチの良い納得がいく仕事。

それによってちゃんと収入を得ることが出来る仕事。

そんなことは可能なのか???

なんとか女性という特性を活かして仕事ができないものか…と思い始めてから早や15年近く…。

いろいろ模索してます。

まだまだ模索中です。

(追記)

今の日本(東京)の街がいかに働き盛りの男性目線で作られているかは、出産後ベビーカーで外出した時に痛感したことです。

私が出産した頃は、まだ新宿駅にも東京駅(中央線)にも改札フロア~ホーム間のエレベーターがありませんでした。

改札からホームに行くためには、自分でベビーカーをよいしょと持ち上げて階段を上り下りせねばならず、大変危険でした。

東京駅では、荷物運搬用のエレベーターに乗せてもらってました。

道路もベビーカー仕様では全くないし。

女性と赤ちゃんと高齢者などマイノリティが堂々と安心して街に出られる社会であって欲しいなと思ってます。