先日のクラフト作りの際にお出ししたケーキ。
立川の「プティ・パニエ」さんに作って頂きました。
ホントにここのは美味しい![]()
なんだかほっとするお味なのです。
素朴なんだけど素朴すぎず、
繊細なんだけど繊細すぎず、
上品なんだけど上品すぎず![]()
絶妙なバランス加減。
あまり他にはない雰囲気をもったお菓子たちなので、
どうやってこの感じを掴まれたんだろうかと、ふと思い、
受け取りの際に店主さん(女性です)に訊いてみました。
「どうやってケーキ作りを学ばれたんですか?」
店主さん「ん~ずっとお友達に教えてもらってたの。
ちゃんと製菓の学校とかに行ったわけじゃないのよ~。
だから、お母さんが作った味だと思って~」
ですって![]()
いやいや、普通のお母さんはこんなスゴイの作れませんから![]()
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学校で学んだわけじゃないのにすご~くいい仕事をされてる方が
ごく稀~にいらっしゃいますが、
彼女もその方々のお一人でした。
もう10年来通っているのに、知らなかった…。
「学校なんかだと、きっといろいろと添加物のことなんか
教えてくれるんだと思うんだけど、だからそういうのは
何にも知らないの、私。
バニラの香りだって、他はほとんど(合成の)エッセンスを使ってるみたいだけど、
そういうのは私はウッとくるから使わないの。
バニラっていったらバニラビーンズからとったものだと思うのよ。
この間、業者さんからもらったカタログを見てたら、
抹茶の香りがつけてある粉が売ってたりするのね~。
びっくりしちゃって。そういうのってどんなのがあるのか、
全く知らないのよ。学校行ってないから。
添加物ナシでやってるから、
日持ちもしないし、形も崩れるし、
私がやっていることって、経営のプロの人からみたら、
採算があわなくて全くダメなのかもね~」
と笑っておられました。
知らなかった。
私が何気に選んで買っていたケーキは、
『ホンモノに見せかけた精巧な偽物』が入っていない、
ホンモノのケーキだったのでした。
道理で美味しいはずだったのでした。
……てなことを、
お勤め先の石けん屋で
石けんを売りながら考えてました。
ここの石けんと似てるな~と。
石けんはオイルと苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)から出来ています。
石けんが出来る過程で、
天然の保湿成分グリセリンも生成されます。
手作り石けんは、このグリセリンが丸ごと入っているのですが、
大手メーカーさんの石けん工場では、
ほとんどがこのグリセリンを抜かれているという話があります。
なぜか。
その方がお金になるから。
抜かれたグリセリンは、化粧水・乳液・クリームなどの保湿成分として
高く売れるのです。
メーカー側としては、
グリセリンを抜いたさっぱりした洗浄剤で洗ってもらい、
その後でグリセリン入りの保湿剤を使ってもらえたら
一石二鳥でお金になります。
…という話です。
ちゃんと確認とったわけじゃないから
本当かどうかは分かりませんが。
だけど、ちゃんと良いオイルで作られたグリセリンたっぷりの
潤いの残る石けんで洗うと、
その後につけるものの量が少なくてすむのは
実感しています。
大手の大企業さんだと
利益を出すことが先ずは必須になると思うので、
本当に消費者のことを考えたモノ作りは、
個人経営の店主だからこそできることなのかもしれません。
もちろんお金は大事です。
全く入って来ないのじゃ生きていけませんから困ります。
必要なお金は手元に残りつつも
良いモノ作りが出来ますように。
良いモノを理解してくれる人が増えて、
真面目にモノ作りをしている人達にちゃんと還元される
世の中になるといいな![]()
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てなことをずっと考えていました![]()
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