先日のクラフト作りの際にお出ししたケーキ。


ロータスランドから-FJ310554.jpg

立川の「プティ・パニエ」さんに作って頂きました。


ホントにここのは美味しいラブラブ

なんだかほっとするお味なのです。


素朴なんだけど素朴すぎず、

繊細なんだけど繊細すぎず、

上品なんだけど上品すぎずラブラブ!

絶妙なバランス加減。


あまり他にはない雰囲気をもったお菓子たちなので、

どうやってこの感じを掴まれたんだろうかと、ふと思い、
受け取りの際に店主さん(女性です)に訊いてみました。

「どうやってケーキ作りを学ばれたんですか?」


店主さん「ん~ずっとお友達に教えてもらってたの。

ちゃんと製菓の学校とかに行ったわけじゃないのよ~。

だから、お母さんが作った味だと思って~」

ですって!!


いやいや、普通のお母さんはこんなスゴイの作れませんからショック!ビックリマーク


学校で学んだわけじゃないのにすご~くいい仕事をされてる方が

ごく稀~にいらっしゃいますが、

彼女もその方々のお一人でした。


もう10年来通っているのに、知らなかった…。


「学校なんかだと、きっといろいろと添加物のことなんか

教えてくれるんだと思うんだけど、だからそういうのは

何にも知らないの、私。


バニラの香りだって、他はほとんど(合成の)エッセンスを使ってるみたいだけど、

そういうのは私はウッとくるから使わないの。

バニラっていったらバニラビーンズからとったものだと思うのよ。


この間、業者さんからもらったカタログを見てたら、

抹茶の香りがつけてある粉が売ってたりするのね~。

びっくりしちゃって。そういうのってどんなのがあるのか、

全く知らないのよ。学校行ってないから。


添加物ナシでやってるから、

日持ちもしないし、形も崩れるし、

私がやっていることって、経営のプロの人からみたら、

採算があわなくて全くダメなのかもね~」

と笑っておられました。


知らなかった。


私が何気に選んで買っていたケーキは、

『ホンモノに見せかけた精巧な偽物』が入っていない、

ホンモノのケーキだったのでした。


道理で美味しいはずだったのでした。


……てなことを、

お勤め先の石けん屋で

石けんを売りながら考えてました。


ここの石けんと似てるな~と。


石けんはオイルと苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)から出来ています。

石けんが出来る過程で、

天然の保湿成分グリセリンも生成されます。

手作り石けんは、このグリセリンが丸ごと入っているのですが、

大手メーカーさんの石けん工場では、

ほとんどがこのグリセリンを抜かれているという話があります。

なぜか。

その方がお金になるから。

抜かれたグリセリンは、化粧水・乳液・クリームなどの保湿成分として

高く売れるのです。

メーカー側としては、

グリセリンを抜いたさっぱりした洗浄剤で洗ってもらい、

その後でグリセリン入りの保湿剤を使ってもらえたら

一石二鳥でお金になります。


…という話です。

ちゃんと確認とったわけじゃないから

本当かどうかは分かりませんが。


だけど、ちゃんと良いオイルで作られたグリセリンたっぷりの

潤いの残る石けんで洗うと、

その後につけるものの量が少なくてすむのは

実感しています。


大手の大企業さんだと

利益を出すことが先ずは必須になると思うので、

本当に消費者のことを考えたモノ作りは、

個人経営の店主だからこそできることなのかもしれません。


もちろんお金は大事です。

全く入って来ないのじゃ生きていけませんから困ります。

必要なお金は手元に残りつつも

良いモノ作りが出来ますように。

良いモノを理解してくれる人が増えて、

真面目にモノ作りをしている人達にちゃんと還元される

世の中になるといいなキラキラキラキラ


てなことをずっと考えていましたキラキラキラキラ