ん.....
あ、俺寝てたのか....
久々に深く眠れた気がする
体が ほかほか暖かかったからかもしれない
そういえば、頭の下がゴツゴツするような....
瞼をゆっくり開けると、誰かの腕のスキマから蛍光灯の灯りが急に差し込んできて目を細めた。
「....ダレ......?」
声が掠れてて自分のじゃないみたいだ
腕の主は、スキマから瞳を覗かせて瞬きをした
「あ、しょう君起きた?」
おはよ、ふわりと微笑んで読んでいた本をたたむ
「智君.......何であなたが.....」
.....上からサトシ 、 何で ??
寝ぼけた頭が思うように働かず、俺はただこっから見えるその人の小さいアゴを眺めていた
つまり、 こうで、 そう.....
!!!
「俺、起きる.....うぶっ」
頭を起こした先に、智君のパーの手が用意されていて、デコを押された俺はまた寝転んだ状態に戻されてしまった
「......っ何すんだ.....」
「いーの。もうちっと寝ときなさい
まだ疲れた顔してるよ」
ぐっ.......
いつの間に寝たのかを覚えてない
しかも何故か智君のヒザの上に頭を乗せてるし...
メンバーに膝枕される日がくるなんて、誰かに見られたらグループの将来を無駄に心配されてしまうかもな......
俺の寝ぼけた頭はそんなどうでもいいことを考えていた
確かに、ここんとこは映画やらドラマの撮影で忙しかったからなぁ、きちんと寝れない日なんてザラにある
誰にも気づかれてない自信あったんだけどな
智君め、いつ気づいたんだ?
「何で分かったん?」「何が」「疲れてるって?」
「んーなんだろ....ムダにはりきってたから?」
「は?....何じゃそりゃ」
智君の理由はいつもワケ分かんないな
俺の想像の斜め上を行ってるよ
「ふっ......いーよねあなた」
「翔君なに笑ってんだよ?」
自然と顔が綻んでしまう、変な人だな、あなたも俺も
顔を手で覆い隠したところで笑いは収まらず、寝起きのテンションからか何故か余計につぼってしまった
すると長く伸びた指先が、すーっと近づいて俺のデコをぱちっと弾いた
「いって.........なんだよ痛ぇな~ ははは」
「なんだよ~、はこっちのセリフ!もう」
そういうあなたも楽しそうよ?
いつもみたく優しく笑ってるもん
「ねぇ」「ん?」
「いつのまに俺ここに寝たんだろうか?」
きょとんとした顔で智君が言った
「や、おいらが楽屋戻ったら翔君がソファに寝てて?
で、隣に座って釣り雑誌読んでたら、庄君が『寒いよぉ』とかむにゃむにゃ言いながらヒザに頭乗せてきて?
あ~まぁいっかー、つって今に至る。」
ざっくりした説明だなぁ
しかも勝手に乗っかってきたの俺なのね...........恥ずっ
「あー何かごめん。重かったっしょ?どくからサ」
お世話になりましたっと、
起き上がろうとすると、またもデコを平手でぺちーん!
いい音がしたけど、デコの扱いをもっと優しくしてくれよ
「だっ!.........ったぁ~~
もう何なんだよ.....」
「だからもうちょっと寝てろって!撮影始まったら起こしてやっから」
「もういっぱい寝たって....」
「そうやって無理するのが翔君のイイとこでありワルイ所。
ファンもメンバーも皆心配さしてることちょっとは自覚しろよな」
それは...僕があなたに言ってやりたいことなんですけど。
智君は俺の頭を撫でながらまっすぐ視線を合わせた
「たまには頼ってよ。そのためのヒザじゃん?」
「ヒザはどうかな?メンバー、なら分かるけど」
「うるへー」
俺もあなたもお互い様だな、
そういうことで、今日は許しますよ
「はいーはい」
「『ありがとう』」
「ん?」
「ごめん、じゃないだろ」
「ん、ありがとうリーダー」
「わかればよし」
にしし、とイタズラっぽく笑ったその顔
華奢な見た目よりしっかりした足
やっぱりリーダーなんだな、俺らの、なんて思ったらちょっと嬉しかったりして。
end.
♪あとがき♪
何か、ありきたり➕恥ずかしい話ですねこれ´д` *
読み返してびっくりした....ただ、こんなありきたりなのを書きたかったんですw^^
このあとまた例のごとく、黒ーいものを背負ったニノに見つかってチクチク攻撃されてるかもな(;^_^A
映画多いですね~ プラチナデータ、神カル2、そしてひだまりの彼女楽しみにしてますw
金欠だけど観るぞ!*\(^o^)/*
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