振り子と極小のルーペを組み合わせた新作

  一定の速度を刻みながら振り子状に揺れる

小さなルーペが読み取るのは、ふたつの単語です。

私たちはどちらの方向に進むべきか。

対立かトランジションか。

それは、自然、気象、国家、国境、

様々な秩序が崩壊の様相を見せるなか、

大きな岐路に立つ私たちに向けられた

問いのようです。


ネオン管の細い光は、一方の作品では

横に並んだガラスケースをまっすぐに突き抜け、

他方では穴の開いた板や球体を載せた

オブジェをゆるやかに繋ぎながら輪を結びます。

モノたちを躊躇なく貫いて進む光の様子は、

人の作った秩序や境界を破り、

此方の世界と彼方の世界とを繋げる

風穴を開けているようでもあります。

光のインスタレーションかなり良かった!!



久門剛史 「Recent Works」@7chome

ピラミデビルと同時開催の

こちらの個展にもお邪魔しました。


こちらもすごく好き。。


六本木アート巡り、

たくさんあるだけに、充実するー!