「アイデンティティの葛藤と獲得」「不在の存在」「ここではないどこかを想像する」など、ここ数年、パンデミックや紛争が人々の営みや交流に困難を強いるなかで、あらためて我々ひとりひとりの立っているところを確認し、他者を想像することで知り得る価値観やそこから導かれる社会の多様な在り方、ひいては我々ひとりひとりの人間そのものの在り方について省察を試みようとするものです。
香水ボトルを模した《空(から)の名前》
小さなガラスボトルに貼られた名前は、
太平洋戦争中に旧日本軍の「従軍慰安婦」
とされた女性たちが慰安所で
名付けられた源氏名です。
碓井は、この自民族中心的な思考によって
理想の女性像の強要が行なわれていた
歴史的な事実から、彼女たちや我々の
社会のなかにいまなお続いている
その痛みについて想いを巡らせます。
結構テーマとか重めなので、
気分がダウン⤵️気味の時には注意かもでした🥺