ピラミデビルでギャラリー巡り2ヶ所。
まずは、スカイピラミデにて。
「Faces」
磯谷博史、岡田理、
エレナ・トゥタッチコワ、
蓮沼執太
"物理的な距離と接近、
接触した際に生じる知覚や共鳴など、
人やものを結ぶ出来事の考察が重ねられています。"
そして、オオタファインアーツにて
ヒルミ・ジョハンディ
「Landscapes and Paradise:
Poolscapes」
作品の中に、また作品?。
こちらの展覧会、すごく良かった!!
見るば観るほどに不思議な感覚に陥る作品。
美しく楽しげな絵画の中にいる人物や物が、
美術的なセットであることに気づき、
この場所の舞台セットの中のものが
絵の中にもあったりと、、突然やってきた、
自然のものが人工的だと気づいた時のような感じ。
平衡バランス崩しちゃったような
そんな変な感覚です。
" 家族との、または恋人との楽しく美しい思い出
とも結びつく観光地のイメージ。
誰もが抱く理想的なイメージが社会や歴史の
思惑のなかで意図的に「作られた」ものである
ことを、私たちはどこかで気付いています。
その漠然とした虚構性を、絵画という実体を伴う
虚構のうえに演劇的手法で見事に表現した
ヒルミの作品を、どうぞご高覧ください。"