茜とネイルの日に、仕事を早く終わらせて
楽しいお出かけ。



初めて対面したものに
人の心が動く・好きになるまでにかかる時間
とされる「8.2秒」をテーマに、
JAIDのデザイナー(ダイハツ工業、本田技術研究所、
いすゞ自動車、日産自動車、スズキ、トヨタ)と
AGCの研究開発に携わる社員が
約1年間にわたって、複数のプロジェクトを展開。





ダイハツとのコラボによる
《Glass Voyage:自然と共生するガラス》
「人間と自然」という壮大なテーマを
庭園風のミクロな風景に落とし込んだ作品だ。
床に散乱しているガラスは「カレット」と呼ばれる
リサイクル用のガラス原料で、
その上に生えているのは本物の苔だという。

そもそも自動車用ガラスには、
アンテナ線やフィルムなどが挟まれていることが多く、
リサイクルするには難しいという事情がある。
仕方なく廃棄されてしまうガラスを他用途に
活用する取り組みも大切なのではないかという視点から
《Glass Voyage》は生まれた。






《Footbath:Colorless Color》は、
トヨタとAGCのコラボレーション作品。
主な素材は、スマートフォン用カバーガラスと水。

表面に親水加工(水を馴染ませる加工)を、
裏面に撥水加工(水を弾く加工)を施すことで、
ガラスの裏側に回り込もうとする水を表面に跳ね返し、
均質な水の膜が形成されている。

音楽が流れると細い柱のスピーカーから
水へと振動が届いて波紋が広がる不思議な作品。






スズキとAGCのコラボ作品《#イイね!2》
ガラスの表面に貼られた
偏光フィルム越しにモニターを覗くことで、
肉眼では見えない像が浮かび上がるという仕掛け。







トヨタ自動車とのコラボ作品
《Glass Camp:ガラスの焚き火》

一般的に「冷たい」とされがちなガラスを使って
焚き火をしようという「非常識」に挑む作品。
うちわで扇ぐと、ガラスの色味が”8.2秒”で
変わるようにもプログラムされている。






いすゞ自動車とのコラボ作品
《ガラスの花:8.2秒 ガラスの変化に心惹かれる》







ホンダとAGCによる
《Mood Changer:空気清浄木》

ブースの中央上部に設置された、
型吹き(かたぶき)ガラス製の回転照明を
プロジェクターの光が透過することで、
空間に不規則な光が投影される
8.2秒後には頭がパッとスッキリ。なんとも不思議な感覚。





一つ一つが面白い発想で驚かせてくれる展示でした!

仕事早退して、行ってよかったー!!!笑