仕事を終えて帰宅すると
大きなワンボックスの車が
2台
軽自動車が1台
駐車場と道路に停まってる


あら?


私は車を道路に停めて
庭から入ると
家から賑やかな話し声


ただいま〜

おかえり〜

と、小さな子供達4人
ぞろぞろと
出迎えてくれた


姉と甥っ子2人
その子供達だ


私の買い物カゴの中を見ながら

今日の晩御飯何〜?

グラタンよー

いいなぁ

お父さんあっちにいるよー
最年長
5年生の女の子が教えて
くれる


わかったー
キキ🐈‍⬛のトイレ掃除したら
行くねー


キキの💩が床に転がってるー!
と、私が大きな声を出すと
子供達が
わぁーと
はしゃいで💩の周りを取り囲む


息子達が子供の頃を
思い出す
可愛い


片付けを済ませて
リビングに行くと
大きなダイニングテーブルの
父が座る場所に
うちの長男が座り
両隣に甥っ子達が座って
話してる


父はソファに


母と姉は孫達について
あちこち動きまわってる


次男は小さな子が苦手〜
と、避けるようにうろうろ
してる


私はテーブルとソファの
あいだにちょこんと
座った



お正月でもないのに
これだけ集まるのは
珍しい


お正月ですら
家庭がある甥っ子達は
それぞれがバラバラに帰って
くることが多かったし

息子達は友達最優先で
基本週末は家にいないし


偶然とは言え
この光景は
いったいどう言うこと?
と、私は不思議な気分だった



息子のように可愛がっていた
甥っ子達は
子供達に接している様子を見ると
すっかりお父さんになっている

うちの息子達とは
バイクの話しをしたり
昔自分がしてきた
やんちゃな武勇伝を
語っている


私はなんとなく
会話には入れなくて


ただその場の雰囲気を
感じていた


一度爆発して
散り散りになった破片が
集まって
新しい世界ができたような

以前とは
全く違う

新しい家族の形



これが
今の私の世界なのかー

昔のように
何かしなきゃってのもなく
正直どうしたら
いいのかよく
わからなくて
ただ座ってただけで


母さん!
とか
まり!

と呼ばれて

あ、はいはい
と反応してはいたけど

ずっとふわふわしてた


ただ
私はこのままいるだけで
いっか


そう思える
あたたかい空気感に
包まれてはいて


そんな空気感に慣れて
なさすぎて
落ち着かなかった
笑笑


姉達が
帰っていくとき


甥っ子1️⃣
甥っ子2️⃣

の車3台が
それぞれの家に
バラバラに帰っていく
のを見送りながら


あー、そうか




このコメントを思い出した




私は「場所」なのかもな


ただいるだけ

私で在るだけでいい


そこにまた繋がった❤️