AROMAな日々-目黒のアロマセラピー室より -23ページ目

目黒川の桜

目黒川沿いの桜が満開です。


我が家は目黒川に面したマンションで、ありがたいことに毎日窓から桜が眺められます。

今日は桜どうかなーと、毎朝カーテンを開けるたびにわくわくします。

そして今日は満開!


残念なのは天気しょぼん

午前中は雨、午後から雨はあがったけど曇り空で風も強くてちょっと肌寒かった。


雨があがった午後、中目黒の先まで片道約2km花見がてらお散歩しました。


AROMAな日々
目黒と中目黒の中間くらいのところ



AROMAな日々
中目黒の桜。上流のほうなので両方から桜の木がせまってくる感じ


AROMAな日々
バックが青空だとキレイなんだけどな・・


花見客も沢山でてきていて、特に中目黒駅の近くだとワンサワンサと初詣状態。

お店も出ていて、ワインやビールを片手にちゃっとおしゃれな雰囲気の花見客。

中目黒って川沿いや、川から一本中に入った裏道にも、カフェや飲食店、雑貨やお洋服を売っているちょっとしたお店があったりして、若干自由が丘的なところがあるんだよね。


帰りにカワイイお店でマトリョーシカ柄の端切れ買っちゃったよ。
AROMAな日々




QUEENシネマライブ


AROMAな日々 昨日は、シネマート六本木での

「QUEENシネマライブin六本木」を観てきました。


QUEEN史上最大の迫力映像で、1986年ロンドン・ウェンブリー・スタジアムでのライブを完全収録したものです。


このライブはクイーンのラストツアーであり、観客動員数は2日間で15万人だったそう。

すごいですね。


私がクイーンにはまり、良く聴いていたのは、中学生から高校生の頃。

つまり1970年代。この頃はクイーンのバンド結成の初期から黄金期と言われる時期です。


ラジオから流れた、フレディ・マーキューリーの美声にイチコロでした。

高校入学で母からお祝いに何か買ってあげると言われた時、買ってもらったのはクイーンのLPレコードだったな。懐かしい・・・。


そして、だんだんクイーンから興味が薄れていってしばらく聴かなくなったけど、1985年5月に6度目の来日での武道館コンサートは行ったんだよね。やはり一度はライブで聴きたい!とずっと思っていたから。


昨日のシネマライブはその当時のことを思い出したり、改めてクイーンっていいなって思いました。

フレディ没後20年、再び大画面でフレディの歌声が聴け、そのカッコイイ姿を観れたのは感動でした。

力強く真剣な表情も素敵だけど、ちょっとお茶目な表情やしぐさもいいんだな。


ただ、観客数少なすぎ。

もしかしたらクイーンファンで一杯かも、と思ってかなり早めに入ったのに、とんでもない。

わずか10人程度のお客さんで拍子抜けしました。


4月15日までシネマート六本木 でやっているのでクイーンが好きな方は、オススメですよ。





禁煙サポートにアロマセラピーを

イギリスでは、公共スペースでの禁煙が法律で定められて以来、喫煙者の約70%が禁煙を試みているそうです。

イギリスのマンチェスターにあるNHSトラスト病院 クリストファーホスピタルでは、アロマセラピーを組み入れた禁煙プログラムを行っているとのこと。


その内容は

 アロマセラピーによる気分の改善作用

 タッチセラピーによる心理的サポート

 手軽に使えるセルフヘルプツール


なかなか興味深いですね。

日本でも禁煙グッズ、ニコチンパッチ、ニコチンガムの他、禁煙マラソンなどの禁煙プログラムが浸透してきましたが、アロマセラピーで禁煙支援プログラムというのはあるのでしょうか?

恐らく個人レベルで、禁煙にアロマの芳香を役立てている方は、いらっしゃるかと思いますが。


公的な医療機関が、プログラムでアロマセラピーを活用するとは、アロマ先進国で代替補完療法も推進しているイギリスならでは、といった感じもします。


さて、何の精油が使われているか気になりますよね。

精油の選択には、クライアントの感情を4つの要素(火、土、空、水)に対応させ、その感情を癒す精油を選択していくのだそうです。


禁煙の禁断症状によるイライラや意欲、集中力の減退などの気分的な部分を改善させるということで、個人の好む香りは大事な要素でしょうね

一時的に吸いたい衝動を抑えたり、集中力を高める、リラクゼーションなど、禁煙中に精油は強力なサポートをしてくれそうです。


ところで、あるレポートによると“禁煙に伴う禁断症状にはブラックペッパー抽出物の蒸気吸入で緩和される”(Rose&Behm,1994)という研究結果があります。


禁煙を成功させたい方、お試しあれ。


AROMAな日々
写真はミント。ペパーミント精油も禁煙に良さそう。

ベルガモットで元気に


AROMAな日々 ベルガモットの香りは柑橘系のオイルのなかでも上品でやさしい感じがします。


ほとんどの精油は水蒸気蒸留という方法で抽出されますが、柑橘系の精油は、果物を丸ごと圧搾という方法で搾り、果実のジュース部分とエッセンシャルオイルと分離されてできます。なので厳密には精油ではなくてエッセンス。


全般的に柑橘系の香りは、フレッシュな香りで誰にでも好まれる香りではないでしょうか?


フルーツとしても馴染みがあり、皮を切った瞬間のはじけるような、甘酸っぱい香りは同時に味覚も刺激されて、脳に喜びを与えてくれるからかもしれません。


ベルガモットはイタリア原産で、日本にはあまりなじみがありませんが、紅茶のアールグレーの香り付けやオーデコロンなどにも使われています。


<ベルガモットオイルの作用>

○抗うつ作用・・・緊張、不安、抑うつのある人に気分を高揚させてくれる

○殺菌消毒作用があり、にきびや吹き出物によい

○泌尿器系に・・・膀胱炎と尿道炎に良く、バスオイルとして使用するとよい

○食欲調節作用・・・摂食障害の人に、脳内に食欲コントロールセンターに直接働きかける

○デオドラント効果


<注意>

圧搾法による抽出は、蒸留では出てこない大きな分子を多数含んでいるため、他の精油と比べて酸化しやすいという特徴があります。開封後は早め(1年以内)に使いきりましょう。

香りが変わったらルームスプレーにするといいですよ。

また、マッサージなどでベルガモットオイルを皮膚につけたあと直射日光に当たることは禁忌です。

バイオミミクリー

虫の誘引・忌避について香りの応用があることを、先日のブログ「虫よけに効果がある精油」で、ご紹介しました。


その追記として、虫つながり(?)で。


自然の造形や機能を模倣して人間生活に役立つ学問分野(バイオミミクリーまたはバイオミメティクス)というのがあって、特に昆虫は優れたデザインと機能を持っているそうで、新しい技術の開発に昆虫の機能やデザインを模倣したものが開発されているそうです。


そう、昆虫って小さいけど、よく観察すると面白い形をしていたりしますね。


動物や自然をテーマにしたNHKの番組などでも、昆虫のドアップの映像って意外ときれいで、昆虫の生態も「頭いいな」と思うことあります。

さて、どんなものが実用化または期待されているかというと


シロアリの巣の構造を模倣して→自然冷却の設備


ガの複眼を模倣して→スーパー反射フィルム


トンボの翅を模倣して→プロペラによる小型発電機


蚊の口針を模倣して→痛くない注射針(コレいいですね)


ヤママユの休眠物質→癌の進行を遅らせる


ハエの蛆(うじ)→糖尿病性壊疽の創傷治療


などがあるそうです。


昆虫がかっこよくみえます。


最後の蛆虫の治療はマゴットセラピーという名称がついていて、英語だとかわいく聞こえちゃうけど日本語に訳すと「蛆虫治療」叫び。実際、治療用無菌ウジムシを生産して治療(自由診療)に使われています。

最後変な話でゴメンナサイあせる


私たちが害虫だとか迷惑だとか思って忌み嫌われている虫にも、人間が教えてもらったり助けてもらうことがあるのだなと思いました。