5神 ③ | アロマの魔女指1本熟女心の闇と傷、トラウマ解放

アロマの魔女指1本熟女心の闇と傷、トラウマ解放

風水師
パワーストーンセラピスト
国際キネシオロジーアロマセラピスト
JAA トップアロマインストラクター
JAS アロマチャイルドケアコーディネーター
薬剤師

|五神の性質

ここでは五行説を基にした中医学の概念の一部である、五神の性質についてお伝えします。その前に、さらに基本的な内容は陰陽五行説の基礎や基本元素についてに記載してあります。


また、各五臓にも対応し、影響し合っています。各要素の対応は下記になります。

五元素 五臓 五腑 五神

水       腎     膀胱   志
木       肝     胆       魂
火       心     小腸   神
土       脾     胃       意
金       肺     大腸   魄


1. 志



運命を切り開く「志」

生命エネルギーや成長などに関連する「水」や「腎」に対応するように、「志」は運命を切り開き、自己実現する精神的なエネルギーを持ちます。意志、やる気をもち、発明したり創造することに関わります。

「志」のプラスのエネルギー

「水」の要素に調和があるときは、「志」がプラスに働きます。その状態のときは、「知恵」と結びつきます。落ち着いて物事を正しく識別できる力です。私たちはとても自信に溢れることができます。現状に満足していて、決断力があり、洞察力があります。自分の内側で確固たる思いがあります。

「志」のマイナスエネルギー

「水」が調和していないとき、「志」はマイナスに働きます。そうすると、「恐れ」という根源的な感情が出てきます。それが周りに対する恐れに発展し、気力を失ったり、落ち着きがなくなります。外の世界を拒否し、閉じこもる場合があります。また、自分自身に対する恐れから、不安が生じ、自分に課する要求が激しくなり、仕事中毒になったり、犠牲を払いすぎたりすることもあります。



2. 魂



夢や目標を導く「魂」

上へ伸びる「木」、そして気血の流れをスムーズにしてくれる「肝」のように、精神面で「魂」は広がって行く性質を持ちます。それは個人と宇宙を結びつけるように、私たちの夢や目標を定め、実現化していくエネルギーです。

「魂」のプラスのエネルギー

「木」が正常に機能していると、「魂」は明確なビジョンを持ち、それを実現化することができます。感情のバランスをとることができ、明確に自己表現ができます。「肝」が視覚と関わるように、「見る」ことに長ける性質があります。「木」が機能すると、より崇高な感情である「同情心」とも結びつきます。

「魂」のマイナスエネルギー

「木」が調和していないとき、「魂」はマイナスに働きます。そういった状態の時、目的意識やモチベーションが失われます。「木」の根源的な感情である「怒り」と結びつき、それが原因でうつ状態になったり、冷酷になったり、強引な行動をとるようになります。



3. 神



感情と知性の中心「神」

「神」は感情や思考、想像といったあらゆる精神活動の中心であり、アイデンティティーの源でもあります。五神を調和させ、維持する中心です。

「神」のプラスのエネルギー

「火」が正常に機能していると、「神」は感情の起伏がなく、落ち着いている状態になります。感受性が豊かになり、情熱があり、自発性があります。「神」が安定していると、愛という感情に結びつきます。自分や他人への愛情や許容性を深めることができます。

「神」のマイナスエネルギー

「火」が調和していないとき、「神」はマイナスに働きます。情熱が熱くなりすぎると、苛立ち、神経質に変わり、傷つきやすくなります。それは焦燥感や無気力につながり、神経衰弱や不眠症となってあらわれます。「火」がアイデンティティーに関わるため、マイナスに働くと、利己的になりすぎたり、自己評価が低くなりすぎることもあります。



4. 意



思考、記憶をつかさどる「意」

「脾」が栄養を吸収するように、「意」は情報や知識の吸収と分析といった精神活動に関係します。「意」が不安定になると、集中力がなくなり、考えすぎになってしまう傾向があります。

「意」のプラスのエネルギー

土が食物に栄養を与えるように、「土」がプラスに働くと、「意」は援助や思いやり、同情心といった、相手に滋養を与えるようなことと関わります。思いやりや優しさに溢れています。

「意」のマイナスエネルギー

相手への親切心が過度になりすぎると、マイナスに働きます。それは、過保護、過度の依頼心や相手への強すぎる欲望といった感情になります。



5. 魄



動物的側面をつかさどる「魄」

「魄」は人間の肉体的、動物的、本能的な側面を持っています。五感にプラスして、動物的な第六感ともつながりがあります。また、対応する五臓の「肺」の呼吸のように、取り入れて手放す事にも関わります。「肺」の機能が低下すると、事実を受け入れることができずに、後悔、未練といった感情を手放せなくなります。

「魄」のプラスのエネルギー

「金」が外界と肉体の境界線である皮膚と関わるように、人間関係や個人の問題と関わります。プラスに働くと、調和が取れ、対話ができ、秩序が得られます。

「魄」のマイナスエネルギー

「金」がマイナスに働くと、外から影響されやすくなり、傷つきやすくなります。そのような場合、自分の殻に閉じこもり、孤立してしまいます。また、制約や悲観的な考えを生じやすくなります。