こんにちは。
徳島のアロマ教室『アロマモモア』の桃愛(ももあ)です。
香水を創る時に香りを長持ちさせる為の保留剤として使われる精油。
「サンダルウッド」
桃愛はいろんなメーカーの精油を使っています。
この写真の精油はどれも「サンダルウッド」です。
でも正式に言うと、2種類に分かれるんです。
精油には必ず学名と言われるものがあります。
この学名が違うと同じ名前でも全く別物として扱われます。
まずはこちら。
『Santalum album』
そしてこちら。
「Santalum spicatum」
オーストラリア原産のサンダルウッドです。
ちょとサンダルウッドにまつわるお話。。。
サンダルウッドと言えば、インド、マイソール産のものが大変有名です。
このサンダルウッドは、60年くらいの成木の芯材から採れます。
しかし、成長が遅く、植樹が伐採に追いついていない事が深刻な問題となっています。
インドのサンダルウッドの数は激減し、現在ではほとんど絶滅に瀕していると言われているほどです。
現在では、絶滅を危惧するインド政府により伐採や輸出に規制が課せられています。
非常に希少価値のある精油となってて、最近では入手困難になってきたインド産のサンダルウッド。
そんな中、インド産サンダルウッドの代わりとなるオーストラリア産のサンダルウッドが登場しました。
香りを比べてみましょう♪
インド産のものは、オーストラリア産のものに比べて濃厚で少し香りがキツイです。
しっかりした香り。
オーストラリア産のものは、インド産のものよりもやや軽く、さっぱりしてます。
濃厚さには欠けますが、その軽い香りの方が好きな方も多いです。
肌への効能や、精神的な効能を求める場合は、インド産の「Santalum album」をおすすめします。
香水創りに用いる場合は、その方の香りの好みで選んで頂いても問題ありません。
香りを楽しむのが目的ですので(^-^)
誰もが知ってる「ローズ」の精油にも2種類あるんですよ。その違い知ってますか?
最後までお付き合いありがとうございました。
アロマ教室「アロマモモア」主宰 桃愛
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